オーガニックワイン(organic wine)

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「オーガニックワイン」は、オーガニック(=有機栽培)のぶどうをつかってつくられるワインのことです。

オーガニックワインと呼ばれるワインの場合、使用されるぶどうは、科学的な農薬や肥料、除草剤などは使わず、遺伝子操作や放射線処理をしていないものであることが原則です。その上で、醸造の過程で添加される物質(酸化防止剤など)に対しての規定が、国や地域のそれぞれの基準として存在しています。

誤解されがちなのは、酸化防止剤が無添加であることは、オーガニックの規定には入っていないこと。ワインを健全に保つために適正量の酸化防止剤を添加することは、オーガニックワインでも認められています。ただし、使用可能な添加物は、自然由来のものに限るなどの規制がある場合が多いです(国や地域、認証機関による)。

ニュージーランドでは、オーガニックを認証する制度として「バイオグロ(Bio-Gro)」があり、厳しい基準の審査をパスしたワインだけが、このマークをつけて販売することが許されています。

この記事の筆者

ボクモワイン
ボクモワイン編集部
ボクモワインの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆&編集しています。

この記事の監修

岩須
岩須 直紀
ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。

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