痩せた土地

 痩せた土地

 写真はNZのぶどう畑、痩せた土地の一例

 

「痩せた土地」とは、水はけが良く、土壌中の栄養分が少ない土地のことで、一般的にぶどうの栽培に向いているとされています。

ぶどうの樹は地中に栄養や水分がしっかりある状態だと、樹や葉を伸ばすために栄養を使います。そのため、実には栄養が届きにくくなります。

一方、痩せた土地でストレスを感じた樹は、飢餓状態になります。そうすることで、地中から吸い上げた多くの栄養を実へと運びます。また、根は地下へ向かって長く伸びていくため、地中深くにあるさまざまな養分を吸収することができるのです。

この記事の筆者

ボクモワイン
ボクモワイン編集部
ボクモワインの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆&編集しています。

この記事の監修

岩須
岩須 直紀
ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。

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