ワインを生産する国は、その歴史から「オールドワールド(旧世界)」「ニューワールド(新世界)」とに分類されます。
ニューワールドとは、ヨーロッパのワイン生産国・地域と比較して、歴史が新しい生産国の総称で、
- アメリカ
- チリ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- アルゼンチン
- 南アフリカ
- カナダ
- 日本
などが含まれます。
ニューワールドでは、オールドワールド(ヨーロッパ)の長い歴史で培われたワインづくりの技術を取り入れながらも、慣習にとらわれない自由なワインづくりを好む傾向にあります。
また、ぶどうの品種がラベルに表記されているものが多く、初心者が品種の特徴をつかむのに適しています。リーズナブルな価格帯のワインが充実しているのも特徴です。
しかし、その実力は決して侮ることはできません。それぞれの国でその土地の特徴を反映した個性あふれるワインが生産されており、1本1万円を超えるような高級ワインも数多く存在します。