「マスター・オブ・ワイン」とは、世界最難関のワイン試験に合格したワインのプロのことです。現在、マスター・オブ・ワインの資格を有する人は、世界で415人です(2022年)。
日本在住の日本人で、唯一この資格を持っているのが大橋健一氏。
マスター・オブ・ワイン(MW)に合格する為には、応募資格としてまず初めにロンドンに拠点を置くワインの最高学府であるWine & Spirits Education Trust (WSET)の学位を取得する必要があります。それらは大変難度が高いため、多くの受験者は何年もかけてその学位を取得します。
学位の取得には6つの専門的なワインに関する分野を学び、筆記試験やブラインドの試飲試験に合格することなどが必要です。更に、MWの応募条件には学位の他にワイン業界での経歴が必要です。
10年以上かけてMWを取得する人も多く、MWにはワインの豊富な知識と経験値が備わっています。