「ブショネ」とは、不良コルクが原因で起こる刺激臭、またはその影響を受けたワインのことを指します。
フランス語でコルクを意味する「bouchon(ブション)」が名前の由来とされ、ブショネを起こしたワインの香りの多くは、濡れた段ボールや、異臭のする雑巾、腐った野菜などと表現されます。
ブショネが起こる原因は、天然コルクに付着したバクテリアなどと、コルクの消毒に使用される塩素系消毒剤が化学反応を起こし「TCA」という化学物質に変化することだといわれています。
またブショネの原因はコルクだけではなく、木樽からの影響で起こる場合もあります。