フランスのシャンパーニュ地方で主に栽培されているシャンパーニュの原料となる赤ワイン用ぶどう品種の1つです。
シャンパンに使用されるぶどう品種は、シャルドネとピノ・ノワールとピノ・ムニエの3種。
このぶどうの葉の裏に白い産毛があり、それが白い粉に見えることからフランス語で「粉屋」を意味する「ムニエ」と呼ばれるようになりました。
ピノ・ムニエから作られるワインは、香りはさくらんぼやイチゴなどで、柔らかな果実味が感じられ、味わいも優しく穏やかです。
ドイツでもこの品種は作られていますが、それはスパークリングワインではなくスティルワインとして作られることが多いです。
また、ニュージーランドでも少数ですがピノ・ムニエを栽培する生産者も存在します。