ボクモ開店14周年
先週は、年に一度の「ニュージーランドワイン試飲・商談会」のために、東京に行ってきました。 プロ向けの講義「マスタークラス」を受講し、その後ひさびさにたくさんのワインをテイスティングしました(もちろん飲み込まずにペッと吐きますのよ、こういう試飲会って)。 今年もたくさん収穫があったのですが、久々の東京の人の多さ、うだるような暑さ、乗り物酔い、体力の衰えなどがミルフィーユのように重なってのしかかり、しっかりと、どっしりと疲れて名古屋に帰ってきました。 詳しいこの会のレポートは、コラム連載をさせていただいている「ニュージーワインズ」に後日のっけたいと思います。 さて、今週はボクモの開店14周年ウィーク。 2009年にオープンしたボクモは、もう中学2年生。思春期。まだまだ半人前。見守りが必要な時期なので、皆さん、定点観測(定期来店)のほど、よろしくお願いします! オープン記念日の7/17には、通販のボクモワインで連動企画「1日だけ全品14%OFFセール」をやったところ、かなりたくさんの方からのオーダーをいただきました。ありがたいです。 ボクモでは、コロナが来る前は毎年この7/17近辺にはパーティーを企画していたのですが、今年はいろいろ事情があってパーティーは秋にやることにしました。 そしたら、どうよ、この今の暑さ。 パーティーのときには、毎回廊下や地上に人があふれてしまうのですが、こんな酷暑の中で開催したら、ちょっと危なかったかもしれません。 もうちょっと涼しくなった頃を見計らって、音楽&ワインの14周年イベントを企画しますのでお楽しみに。 ただ、7月になんにもやらないのはなあ、日頃の感謝の気持ちを伝える機会はつくりたいなと思い、今回は、久しぶりにノベルティをつくってプレゼントしています。 これまで、Tシャツ、団扇、ワイングラスなどのボクモグッズをつくったことがありましたが、今年はエコバッグにしました。 エコバッグなら、まあいくつあっても邪魔にならないかな、と。 生地の一部がリフレクター素材になっているのが、ちょっとしたこだわりです。ボクモから帰るとき、途中で買い物をしてこのエコバッグを持って夜道を歩いたら、ヘッドライトの光をぴかーんと反射してくれます。安全におうちまで帰ってね、という思いを込めてみました。 ロゴは、岩須自作。つくったのは50個。これを書いている時点で在庫はまだすこしあります。よかったらもらってやってください。 合い言葉「14歳つったら中2じゃないですか!」を言ってくださったらお渡しします(みんな照れながら言ってくれて楽しい)。 さあ、ボクモは15年目。これからまずやりたことは、コロナでできなくなっていた店内イベントかな。 以前は、大学と連携したサイエンスイベント、民族音楽のライブイベント、サブカル系のトークイベント、落語会、ワイナリーの方を招いてのワイン会、合コンなどいろいろやっていました。 そう。ボクモの中でイベントは大事な要素のひとつだったのです。 でも、去年大きく改装してレイアウトが変わり、イベント小屋っぽさがぐっと薄れました。キャパシティも減ってしまいました。飲食機能を優先した結果、ちょっとイベントがやりづらい感じになってしまった感は否めない・・・。 が、そう思っていたところに、最近、ポンポーンとイベント企画のご依頼が。 ひとつは仲良くさせていただいているフリーライターの大竹敏之さんの企画。11月にちょっとマニアックなトークイベント、久々にやることに。サブカル?社会学?珍しいもの好きに響きそう。詳細はまた。 それから、名古屋大学主催の「あいちサイエンスフェスティバル」、これもずっと取り組んできたシリーズですが、こちらも復活。 昨日は以前からお世話になっている名古屋大学の担当の方がボクモに来てくださって、「へえ、こんなふうに改装したんですね。でも、普通にイベントできそうですね」と言ってくださいました。 え、そうなんだ!普通にできそう、なんだ! 過去にいっしょにイベントをやっていた方が、客観的に今のボクモを見て、普通にやれるって感じてくださって、ちょっと安心しました。 ああそうか。コロナのせいにして、以前と今の溝をつくっていたのは僕なんだな。 工夫すればなんとかなる。 そう、これまでも場当たり的な工夫でエッチラオッチラやってきたじゃないか。これからも、ボクモなりの工夫で皆さんに楽しんでもらおうじゃないの。工夫はボクモの普通でしょ。...