コレクション: クラウディベイ

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クラウディ ベイ(Cloudy Bay)は、マールボロを代表するワイナリー。ニュージーランドワインを世界に広めた功績で知られます。

1985年にリリースされたソーヴィニヨン・ブランがイギリスで高い評価を受けたことをきっかけに「新しいワイン産地・ニュージーランド」が世界中のワインファンから注目されるようになりました。

現在は「モエ・ヘネシー・ルイヴィトン」の傘下に入り、プレミアムワインを世界に送り出し続けています。

 

クラウディベイ
  • クラウディベイ ペロリュス NV

    通常価格 ¥5,060
    通常価格 ¥5,060 セール価格 ¥5,060

    クラウディベイがシャンパーニュ製法でつくるスパークリング。瓶熟期間2年。味わいはフルーティー。

    クラウディベイ ペロリュス NV
  • クラウディベイ ソーヴィニヨン・ブラン 2023

    通常価格 ¥5,060
    通常価格 ¥5,060 セール価格 ¥5,060

    NZワインを世界に広めたクラウディベイ。このソーヴィニヨン・ブランがNZスタイルの基本をつくりました。

    クラウディベイ ソーヴィニヨン・ブラン 2023
    入荷待ち
  • クラウディベイ シャルドネ 2022

    通常価格 ¥5,225
    通常価格 ¥5,225 セール価格 ¥5,225

    クラウディベイはNZワイン普及の功労者。シャルドネもハイレベルで、果実と樽のバランスが良好です。

    クラウディベイ シャルドネ 2022
    入荷待ち
  • クラウディベイ ピノ・ノワール 2021

    通常価格 ¥5,995
    通常価格 ¥5,995 セール価格 ¥5,995

    エレガントさと複雑さを兼ね備えた、クラウディベイのピノ。香りはゆっくりとグラスの中で変化します。

    クラウディベイ ピノ・ノワール 2021
  • クラウディベイ テココ 2021

    通常価格 ¥8,140
    通常価格 ¥8,140 セール価格 ¥8,140

    名門クラウディベイによる個性派の白。何層にも重なる旨みを持つ、ソーヴィニヨン・ブランです。

    クラウディベイ テココ 2021
  • クラウディベイ テワヒ 2017

    通常価格 ¥11,990
    通常価格 ¥11,990 セール価格 ¥11,990

    クラウディベイが「セントラル・オタゴ」でつくる珠玉のピノ。しなやかで洗練された味わいです。

    クラウディベイ テワヒ 2017
 

当店ソムリエの岩須です。

クラウディー ベイは、NZワインを語る上で欠かせないワイナリーです。LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループの一員ということもあり、世界で最も名の知れたNZのワイナリーのひとつと言えるでしょう。

先日、僕はこのクラウディー ベイのセミナー「マスタークラス」を受講する機会があり、クラウディー ベイのテクニカル ディレクターであるジムホワイトさんから直接色々な話を聞かせて頂きました。

この記事では、そんな情報も織り混ぜつつクラウディー ベイの紹介をして行きたいと思います。

クラウディー ベイの魅力

クラウディー ベイの代表作であるソーヴィニヨン・ブランは、グレープフルーツやパッションフルーツなどの果実の風味と、カットグラスと呼ばれる“刈り取った青草”のような風味が折り重なり、実に爽快でフレッシュな香りと味わいです。それは、他の国にはない独自の個性を持った白ワインとして、世界中で愛されています。

また、その他にもシャルドネやピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブランを使った個性的なキュベ「テココ」そして、フルボディのピノ・ノワール「テワヒ」も世界各国で愛されています。

画像引用元:クラウディー ベイ公式サイト

 

この“クラウディー ベイ”という名前は、マールボロ地方の東側にある大きな湾「クラウディ湾」からつけられているんですよ。

クラウディー ベイの代表作であるソーヴィニヨン・ブランは、グレープフルーツやパッションフルーツなどの果実の風味と、カットグラスと呼ばれる“刈り取った青草”のような風味が折り重なり、実に爽快でフレッシュな香りと味わいです。それは、他の国にはない独自の個性を持った白ワインとして、世界中で愛されています。

また、その他にもシャルドネやピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブランを使った個性的なキュベ「テココ」そして、フルボディのピノ・ノワール「テワヒ」も世界各国で愛されています。

クラウディー ベイの歴史

クラウディー ベイは、マールボロにおけるワインづくりの初期(1980年代)に設立されたワイナリーの一つであり、現在ではNZのワイン産業を牽引する存在ですが、実はその誕生のきっかけは、隣国オーストラリアにあります。

当時のオーナーで醸造責任者だったホーネン氏は、そのワインの中でも特にソーヴィニヨン・ブランに衝撃を受けます。そして、このワインが持つ素晴らしいポテンシャルを見抜き、すぐさまマールボロへの進出を決断しました。

彼の予想は的中し、1985年に「クラウディー ベイ」名義でリリースしたソーヴィニヨン・ブランは、いきなりイギリス市場で高い評価を得ます。この成功を受け、同年8月、正式にワイナリーを設立したのでした。ワインの世界において、イギリスでの評価はとても重要で、大きな影響力があると言えるのです。

 

クラウディー ベイを知ったのは十数年前のこと。

僕がNZワインに夢中になったきっかけは、「グレイワッキ」のソーヴィニヨン・ブランとの出会いでした。

なんて素敵なワインなんだ!と思い、そこから一気にNZワインにのめり込んだのですが、そのグレイワッキのオーナーのケヴィン・ジュッド氏が、実は長年クラウディー ベイの醸造責任者を務めていたという経歴があり、そこでクラウディー ベイのことを知ったのです。

1990年には、シャンパーニュの大手「ヴーヴ・クリコ」とパートナーシップを結び、一気に国際的な市場へ進出。現在は、「LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン」傘下のブランドとなっています。

すでに、マールボロ地方は「ぶどうに適した土地はほとんど残っていない」と言われるほど開墾が進んでいますが、この土地に早く目をつけたクラウディー ベイは、ぶどう栽培に適した土地を1980年代から取得している為、大きなアドバンテージがあります。

そして、マールボロの土地に根ざし、長年にわたって培ってきた栽培や醸造の技術は非常に高く、毎年安定した品質のワインを生み出しています。現在、クラウディー ベイのワインは、その品質の高さと安定した供給量を生かし、世界60カ国以上に輸出されています。また、各国の主要都市のレストランでも提供されている為、世界での知名度の高さはNZワインの中でもトップクラスです。

 

特にイギリスやアメリカ、オーストラリア、アジアのワインショップやレストランでは、定番の銘柄になっています。今や、クラウディー ベイは「NZの顔」と言えると思います。

ワインのご紹介

ここからは、日本でリリースされている6種類のワインの特徴をみていきましょう。

クラウディー ベイ ソーヴィニヨン・ブラン

NZワインを世界に広めたクラウディ ベイ。このソーヴィニヨン・ブランがNZスタイルの基本をつくりました。

香りと味わいは今年のヴィンテージもトップワイナリーならでは。キリッとした酸味、グレープフルーツやパッションフルーツの風味、ハーブの爽やかさが特徴で、NZの代表産地であるマールボロのスタイルをしっかりと表現しています。

カルパッチョやグリーンサラダ、白身魚のムニエル、フライドチキンなどとの相性は抜群です。

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クラウディベイ ピノ・ノワール 2021

マールボロ代表選手でもあるこのクラウディー・ベイ ピノ・ノワールは、ずば抜けて「果実のニュアンスが強い」と感じました。

柔らかいアメリカンチェリーやラズベリー、すももなどの果実の甘みがあり、フィニッシュに長く続く余韻にもフルーツの力強さを感じます。

渋みが穏やかでフルーツの旨みがあるので、赤ワインを飲み慣れていない方や、はじめてワインを飲む方にもお薦めです。

今飲んでも美味しいですが、5年後くらいにはさらにまとまった味になっていると思います。

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クラウディベイ シャルドネ 2022

NZワインを世界に広めた最大の功労ブランド、クラウディ ベイ。シャルドネもやはりハイレベルで、果実と樽の要素がバランス良く共存しています。余韻も長め。

クリームソースをかけたサーモンやチキンなど、クリーム系料理がぴったり。チーズたっぷりのピザともよくあいます。

クラウディベイの資料によると10年は持つとのことですが、今開けても十分美味しくいただけます。

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クラウディベイ ペロリュス NV

NZワインの名声を世界に轟かせた名門クラウディ ベイが、シャンパーニュ製法でつくるスパークリング。瓶熟期間2年。味わいはNZらしくフルーティー。

和・洋・中・エスニックなど幅広く対応してくれます。マンゴーやパイナップルなどの生フルーツとあわせても美味しいです!

普段シャンパーニュを飲んでる方が “たまには別のスパークリングワインも飲んでみたいな” という時にもおすすめです。

NZはやっぱり、フルーツの味わいを大切にしたワインづくりをする国。その特徴がよく出ているスパークリングワインだと思います。

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クラウディベイ テココ 2020

このテココのテーマの一つが「ソーヴィニヨン・ブランをシャルドネ風に仕上げる」ということです。醸造では、樽を使用し野生酵母で発酵を行い、ソーヴィニヨン・ブランでは通常はあまり行われないマロラクティック発酵を取り入れています。

これによって、酸味が穏やかになり、口当たりもまろやかに。また、澱と共に11ヶ月熟成させるという特徴もあります。

ボリューム感のある白にはややしっかり目の味付けのチキン、ポークが似合います。和食なら、牡蠣の味噌鍋などもいいでしょう。

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クラウディベイ テワヒ 2017

「テワヒ」には、異なる性格をもつ2つの畑のぶどうが、バランスよくブレンドされています。ひとつは、「カルバート」というシルト土壌の畑。ここで収穫されるぶどうは、上質なタンニンや繊細でソフトなアロマが特徴です。もうひとつは、ローム土壌の「ノースバーン」。ここでは、パワフルでしっかりとした骨格を持つぶどうが収穫されます。もちろん、収穫はすべて手摘みです。

この「テワヒ」の味わいは、マールボロのぶどうを使用してつくられる「クラウディベイ ピノ・ノワール」と比べるとさらに濃厚で、ブラックベリーや、ダークベリー、アメリカンチェリーなどの黒系果実が中心です。そこにスターアニス、クローヴなど、強いスパイス感も加わっています。

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クラウディベイと飲み比べたいワイン