ワインと言えば、お祝いのシーンに似合う華やかなお酒。もちろん、プレゼントとしてもぴったりなアイテムです。
「大切なあの人にプレゼントしたい」
「お世話になった方に、ワインで感謝の気持ちを伝えたい」
「お祝いのパーティーに持って行きたい」
と考え中の方も、せっかくプレゼントを渡すなら、相手に喜ばれるワインを選びたいですよね。
しかし、ワインをいざ贈ろうとする時、困ってしまうのがその「選び方」。ワインを普段からよく飲むという人でも、いざプレゼント用に探すとなると、案外不安になってしまうかもしれません。
私も時々ワイン飲むんですけど、プレゼントとなると、なんとなくハードルが上がる気がするんですよね…。
その気持ちよーく分かります。
でも、僕が全力でお手伝いするので、安心してください!最低限のポイントさえ押さえれば、ワインを贈るのもそんなに難しくないんですよ。
そうなんですね!岩須さん、頼りにしてます!
でも僕は、まず「ワインを贈ろう!」と思いついたこと自体がとっても素敵だなぁって思うんです。
だってワインは、贈られる人のお食事をより豊かにしたり特別な日を盛り上げてくれるなど、“相手の幸せなひとときを願うアイテム”。
それって、すごく愛に溢れてると思いませんか?
たしかに!
プレゼントって自然と相手の喜ぶ顔を想像しながら選んだりしますが、ワインは特にそういう要素が強いのかもしれないですね。
本記事では「ワインをプレゼントしたいけれど、どうすれば喜んでもらえるだろう…。」とお悩みの方に向けて、ワイン選びのヒントとなるアイデア等をご紹介したいと思います!
ワインはプレゼントにぴったりなお酒!
冒頭でもお話ししたとおり、ワインはプレゼントにとっても向いているお酒です。
それはなぜかというと・・・
- 特別感も演出してくれる「ハレの日のお酒」。
- シャンパーニュをはじめとするスパークリングワインは、とても華やかで贈り物にも◎
- 「赤ワイン」「白ワイン」の紅白セットは、お祝いのプレゼントとして重宝する。
- ヴィンテージやワインの名前などで、メッセージを伝えることもできる。
- ラベル(エチケット)のデザインにこだわって選べば、見た目もおしゃれなプレゼントに!
日本においてワインは日常的なお酒というより、どちらかというと「ハレの日に飲むお酒」と認識されているように思います。つまり、ワインをプレゼントするということ自体に“特別感”を感じる方も多いのではないでしょうか。
たしかにワインをもらうと、それだけでスペシャル感ありますね!
また、ワインはラベルの種類も豊富。贈る相手のイメージに合わせて選んでみるのもいいでしょう。
お祝いやパーティーなどでは、何と言っても「スパークリングワイン」がおすすめ。「赤」と「白」のワインをセットにした、紅白ワインのギフトセットも人気です。
生まれ年や結婚した年に収穫されたぶどうのワインも、特別な贈り物になるでしょう。
ワイナリー名やワインの銘柄には縁起の良い言葉だったり、特別な意味が込められていたりするんですよね。ちょっとネットで調べてみたり、ワインショップの店員さんに尋ねたりして、自分が伝えたいメッセージにぴったりなワインを見つけてみるのも良いと思いますよ。
なるほど〜!今年、父親の還暦祝いにワインを贈りたいな〜って考えてたので、ワインの名前などにもこだわって探してみようと思います!
ワインをプレゼントする時のポイントは?
ワイン選びはいくつかのポイントに注意して選ぶと、失敗がなく相手にも喜んでもらえます。
そのポイントは、
- 価格
- ラベル
- ヴィンテージ(ぶどうの収穫年)
- ワイナリー名・ワインの名前
- ギフトボックス
- ラッピング
です。
ではさっそく、これらの項目ごとにワイン選びのポイントをご紹介していきます。
価格
まずは誰もが気になる、ワインギフトの相場価格。
「最低でも2,000円から」というのがワインを贈るのには「無難」なラインです。もっとリーズナブルなプレゼントを贈りたい場合は、思い切って「選択肢の中からワインを外す」方がベターかもしれません。
なぜなら、2,000円以上の価格帯になると、“多くの人が美味しいと思えるワイン”である可能性が高くなるからです。そこで、まずは基準として小売価格で2,000円〜のワインの中から選ぶようにするといいでしょう。
もしあなたが普段からワインを飲んでいる方ならば、日常で飲んでいるワインに+1,000円、+2,000円〜の価格のものを選んでみてください。
ラベル
「ワインのことはあまり詳しくないけれど、相手に喜んでもらえるようなワインを探したい!」とお考えの方は、自分がピンと来たラベルのワインをプレゼントするというのも一つです。
ここではプレゼントにもおすすめな、特徴的なラベルのワインをご紹介します。
シャトー カロン セギュール
まずは、代表的なものからいきましょう。
ハートマークのラベルが印象的なボルドーの「シャトー カロン セギュール」は、「非常に高級であるのに、見た目がチャーミングである」のが特徴。贈り物にもよく使われるワインです。
ハートマークなんて、めっちゃかわいいラベルですね♡
このハートマークには、実はとっても素敵な由来があるのです。
「シャトー カロン セギュール」のオーナーだったニコラ・アレクサンドル・ド・セギュール侯爵は、18世紀に、現在メドックで第一級である「シャトー ラフィット」や「シャトー ラトゥール」のような、価値の高いシャトーを所有していました。
しかし、所有するシャトーの中でどれが好きかと問われた際に
『われラフィットを造りしが、わが心カロンにあり。』
という言葉を残すほど、「ラフィット」などと比べ評価の低かった「シャトー カロン セギュール」をなによりも大事に思っていたと伝えられています。そうして、このシャトー カロン セギュールのラベルには、ハートのモチーフが描かれるようになりました。
それからは、世界でも愛のメッセージを伝える際に“わたしの心は、あなたにあります。”という意味を込めて、大切な人に「シャトー カロン セギュール」のワインが贈られるようになりました。
メッセージを書き込めるラベル
ちょっと珍しいんですが、このワインのように大きな余白があるラベルのワインもあります。
これ、「My Love」の文字の下に、自由にメッセージを書き込むことができるようになっているんです。面と向かっては伝えにくい気持ちも、ラベルに書けば伝えやすいかも…?しれませんね!
素敵!世界でひとつだけのラベルになるって、いいですね!
アートラベル
ワインラベルの中には、アーティストによる絵画を採用したデザインのものもあります。NZワインの中でおすすめのアートラベルは「ブラッケンブルック」のシャングリ・ラというシリーズ。
わぁ〜、キレイ!こんな素敵なラベルだと、ずっと部屋に飾っておきたくなりますね!
このラベルは、地元のアーティストが、このワイナリーのあるネルソン地方の美しい景色を描いたもの。
2020ヴィンテージ(ピノ・ノワールは2019)からは、新しいアートに変わっています。
ヴィンテージ(ぶどうの収穫年)
続いては、「ヴィンテージ」の選び方についてです。ヴィンテージとは、ワインの原料となる「ぶどう」が収穫された年を指します。
下の写真のように、ラベルに記載されています。
ワインのヴィンテージを選ぶ際には、以下のようなポイントを押さえましょう。
- ぶどうの出来が良かった年のワインを選ぶ
- 記念の年につくられたワインを選ぶ
まずは、ぶどうの出来が良かった年のワインを選ぶスタイル。できるだけ美味しいワインを飲んでもらうために、ヴィンテージにこだわって贈るというのはワインの大切な選び方の一つです。
ぶどうの出来が良いとか悪いとか、どうやってわかるんですか??
輸入業者さんのサイトやワインの専門サイトに「ヴィンテージチャート」というのがあって、どの年のワインにどんな特徴があるかを一覧で掲載されてるんですよ。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
また、生まれ年や記念となる年のヴィンテージのワインを贈れば、さらに想いの込もったプレゼントに。
例えば、会社やお店の開業◯◯周年というお祝いにワインを贈る場合、創立・開店した年が記されたワインを贈るのも素敵です。自分たちのスタートと同じ年に収穫したぶどうでつくられたワインということで、とっても感慨深くなりますよね。
もちろん恋人と付き合いはじめた年、結婚した年などの記念プレゼントにも最適です。
「何かをスタートした年」のワインは、とっても粋なプレゼントになると思います!
ワイナリー名・ワインの名前
ワイナリーやワインの名前の中には、ロマンティックなものや、お祝いにも適した意味を持ったものがあります。
特にNZワインの場合、特別な意味を込めて、先住民族であるマオリ族の言語「マオリ語」が使われていることも多いんですよね。
そのワインが持つ意味合いを、言葉やメッセージカードで伝えて渡すというのも素敵ですね。
そのひとつが、こちらの「アタ ランギ」です。
アタ ランギ
「夜明けの空、新しいはじまり」を意味する「アタ ランギ」は、就職祝いや退職祝い、結婚祝い、開業祝いなど、様々な門出を祝うワインとしてぴったりです。
ギフトボックス
続いては、ワインの見栄えをよくする「ギフトボックス」について。ワインショップには必ずと言っていいほど、ギフトボックスが用意されています。
主に、軽くて持ち運びにも便利な紙のボックスタイプと、より重厚感が演出できる木箱のタイプがあります。
ショップによって種類や価格が異なるので、あらかじめどんなギフトボックスが用意されているかを調べておきましょう。
ラッピング
親しい人へカジュアルにプレゼントしたいという場合は、リボンを巻くだけでもOK。簡易的なラッピングでも、ひと手間加えるだけで華やかな印象になりますね。
100円ショップのラッピンググッズも便利です。ワイン用の手提げバッグなども、ダイソーやセリアでは定番アイテムとして置いてあります。
贈る相手のタイプに合わせたワインの選び方
ここまではワイン選びのポイントをご紹介しました。続いては、「ワインを贈る相手のタイプ」にフォーカスした選び方をご紹介します。
ここでは簡単にまとめたものをご紹介しますが、詳しく知りたい方は下記のブログを参考にしてみてください!
では、贈る相手を以下の6つのタイプに分けて、簡単に紹介していきます!
- タイプ1)ワイン愛がたっぷりあるワインおたく
- タイプ2)おたくじゃないけど、そこそこ知ってる人
- タイプ3)赤しかダメ、または白しかダメな人
- タイプ4)甘いワインが好きな人
- タイプ5)どこか特定の国に縁がある人
- タイプ6)配偶者もしくは近しい人がワイン好き
以下の説明文は、ブログから抜粋・編集したものです。
1.ワイン愛がたっぷりあるワインおたく
ワインへの愛情たっぷりなオタクさんなら、きっとワインならなんでも喜んで頂けると思います。しかし、値段がバレやすいというデメリットも…(笑)
無難にいきたい場合は、「シャンパーニュ」。シャンパーニュ以外なら、3,000円以上のスパークリングワインがおすすめです!
なぜなら3,000円以上のスパークリングワインは、だいたい「瓶内二次発酵」という特別な方法でつくられているからです。「瓶内二次発酵」=お祝いのワインという方程式は、ワインオタクなら誰でも知っています。
2.おたくじゃないけど、そこそこ知ってる人
こういうタイプの方を想定したワイン選びは、案外難しい。しかし「そこそこ知っている」という方は、好奇心が強く、知識欲も高いので、これまで飲んだことのないものを喜ぶ傾向が強いと思います。
そんな方には、マイナーな産地のワインをプレゼントするといいかもしれません(ハンガリー、ブルガリア、ジョージア、イギリスなど)。もちろんNZもおすすめです。
しかし、やっぱり無難なのは「シャンパーニュ」でしょうか。
3.赤しかダメ、または白しかダメな人
「これしか飲まない」と決まっている人のプレゼントは、他のタイプの人と比べると楽ちんです。
赤しか飲まないという人には、手堅く「ボルドー」か「ブルゴーニュ」をプレゼントしましょう。NZなら、ホークス・ベイかセントラル・オタゴという産地のワインがおすすめです。
白しかダメの場合は、そりゃもう、NZのソーヴィニヨン・ブラン一択でお願いします。
4.甘いワインが好きな人
ドイツの白は甘口ワインがいっぱいあります。最近はドイツ産も辛口がぐんと増えましたが、それでもまだ日本のスーパーや酒屋さんだとドイツのリーズナブルな甘口がちゃんとあります。
あとはイタリアの赤の微発泡「ランブルスコ」は、やや甘くてお財布に優しいもの多くあります。
もうちょっと高級な本格甘口ワインならば、各国でつくっているアイスワインやレイトハーヴェスト(遅摘み)がいいでしょう。それらは、たくさん飲めるワインじゃないので、ハーフボトル(375ml)のものでじゅうぶんです。けっこう高いけど満足度も高い。
NZならば、“クラシック・リースリング”という表記があれば必ず甘いです。あんまり売ってないですが、NZ好きは頑張って探しましょう!
5.どこか特定の国に縁がある人
たとえば、ニュージーランドに旅行やワーキングホリデーで行った経験がある人。そういう人へのプレゼントは、当然ニュージーランドワインがベストです。
フランスの世界遺産巡りが好きならフランスワイン(シャンパーニュは完璧)、アメリカの音楽フェスに行っちゃうくらいなら、アメリカのワイン。
これは本当に喜ばれますよ。
6.配偶者もしくは近しい人がワイン好き
贈られた本人が飲まなくて、その人に近い人が楽しむパターン。これはもう志向調査の対象外なので、そうですね・・・・
シャンパーニュにしておけば、問題なしです!
結局シャンパーニュは最強のワイン、とういうことなんですね(笑)
そうなんです。シャンパーニュは、贈り物として適した要素が多いんですよね。
しかし!僕はやはり「NZワイン」を紹介したいと思います!
NZワインもぜひ教えてください!
はい、自信を持っておすすめします!
プレゼントにおすすめのニュージーランドワイン3本
プレゼントにおすすめのNZワイン「厳選3本」はこちら!
リッポン マチュア ヴァイン ピノ・ノワール
ワイナリー名 | リッポン (Rippon) |
---|---|
ぶどう品種 | ピノ・ノワール |
産地 | セントラル・オタゴ |
ヴィンテージ | 2017 |
希望小売価格 | 5,830円(税込) |
NZのピノ・ノワールの名産地、セントラル・オタゴにある家族経営ワイナリー「リッポン」。
最も古いぶどうの樹を持つ、この地のパイオニア的存在です。
NZのピノ・ノワールの多くはフルーティーさが際立つ明るい印象ですが、このワインはそうではなく、ナチュラルに食事に寄り添うようなじんわりとした旨みが特徴です。
成熟度の高いピノ・ノワールなので、ボルドータイプのワインのような濃い味わいが好きな方でも、きっと満足してくれるはずです。
赤ワイン好きの方にはぜひ飲んでいただきたい、おすすめの一本です。
キムラセラーズ ソーヴィニヨン・ブラン
ワイナリー名 | キムラセラーズ (Kimura Cellars) |
---|---|
ぶどう品種 | ソーヴィニヨン・ブラン |
産地 | マールボロ |
ヴィンテージ | 2019 |
希望小売価格 | 3,740円(税込) |
日本人生産者の木村滋久さん・美恵子さん夫妻が2009年より営む「キムラセラーズ」。
このソーヴィニヨン・ブランは、まるでもぎたての柑橘類のような香りと味わいで、とってもフルーティー。マールボロという土地のキャラクターがしっかり表現されたワインです。
ラベルにも描かれているキムラセラーズさんのロゴは、“コル”というNZ原産のシダの新芽をサクラで描いたものです。
このコル(シダ)には「新しい始まり」「調和」などの意味があり、木村さんのワインは結婚記念日などに使用されることも多いようですよ。
クラウディ ベイ テココ
ワイナリー名 | クラウディ ベイ (Cloudy Bay) |
---|---|
ぶどう品種 | ソーヴィニヨン・ブラン |
産地 | マールボロ |
ヴィンテージ | 2016 |
希望小売価格 | 7,722円(税込) |
言わずと知れたNZワインの名門「クラウディ ベイ」がつくる上級ワインが、この「テ ココ」です。
ソーヴィニヨン・ブラン種を使いながらも、その香りや味わいはフルーティーと言い切れない「複雑で奥行きのある旨み」があり、重厚感もあります。
このワインは、オーク樽の中で熟成すること実に3年。一般的なNZのソーヴィニヨン・ブランはステンレスタンクで発酵・熟成が行われ、熟成期間も短いものが多いため、とても珍しいつくり方と言えるでしょう。
NZワインの中でも、別格な存在感を放つ白ワインです!
さてここからは、ワインをプレゼントするシチュエーションについて見ていきましょう。
どんな時にプレゼントすると良い?
ワインは一般的に、下記のようなお祝いやイベントなどで贈られます。
- 誕生日
- 結婚式
- お仕事関係のお祝い(昇進、開業、周年パーティーなど)
- シーズンのイベント(クリスマス、バレンタインなど)
- 記念日・節目のお祝い(結婚記念日、成人式、銀婚式など)
上記のような定番のシーン以外でも、ちょっとしたお礼をしたい時に、ハーフボトルのような小さめのサイズのワインをさらっと渡す。これもまた粋だと思いますね〜。
なるほど!選ぶワインによって“ほんの気持ち”から“特別なお祝い”まで幅広いシーンでつかえるってことですね。
思ったよりワインって、プレゼントできる場面が多いんですね〜。
そうなんです。
そんなプレゼントしやすいワインですが、やっぱり定番はシャンパーニュでしょう!
贈り物の定番は「シャンパーニュ」
ワインのプレゼントと言えば、どうしても「シャンパーニュ(=シャンパン)」は外せません。
「ワインのプレゼントの定番はシャンパーニュ」
「困ったときはシャンパーニュ」
と覚えておくといいですよ。
定番があると、選びやすくていいですね!
あと私ずっと「シャンパン」って言ってました…。正しくは「シャンパーニュ」なんですね(笑)
そうそう、フランス語の発音に近いの呼び方が「シャンパーニュ」ですね。英語だと「シャンペイン」が近いです。
シャンパーニュは、フランスのシャンパーニュ地方で生産されるスパークリングワイン。世界中で愛されている、お祝いの席でも定番の高級ワインです。
「瓶内二次発酵」という非常に手間のかかる製法で仕込まれているので、価格もどんなに安くても3,000円台から。名の知れた銘柄だと5,000円くらいするのは普通で、数万円する高級品もたくさんあります。
つまり、シャンパーニュを贈れば、それなりの金額の贈り物ですよ、ということがさりげなく伝わるわけです(笑)
▶楽天市場
もう少しライトなプレゼントを贈りたいなという方には、シャンパーニュのハーフボトルもおすすめです。価格も半額、とまではいきませんが、フルボトルに比べれば少し気軽に買えますね。
ハーフのシャンパーニュなら、ハイクオリティなワインにカジュアルさが加わるので、さりげなくプレゼントしたいという場合には最適でしょう!
▶楽天市場
ここまで、ワインの選び方を中心に見てきましたが「これだけはやっちゃダメ」というような、いわゆるタブーはあるのでしょうか?
せっかくのプレゼント、失敗しないために避けたほうがよいことをご紹介します!
失敗したくない人に!ワインのプレゼントNG集
気にされる方も多いのですが、ワインにおいて「これがダメ」「あれがダメ」というルールはそんなにないと思います。
ただ、マナーとして「ここはちょっと注意した方が良いかも」という点を少しだけご紹介します。
ワインを贈るとき注意してほしいことは、
- なるべく温度変化しやすい環境に置かない。
- なるべく振動が加わらないようにする。
- プレゼントにふさわしい価格帯のワインを選ぶこと。
の3点です。
ワインは、温度の変化や振動に弱い「デリケートな部類のお酒」です。外部から加わるストレスに弱いお酒とも言えるでしょう。
なので「何を注意したら良いんだろう?」と気にされる方は、まずは「温度変化のある環境に置かない」「振動させない」という点に注意するといいでしょう。
例えば、夏の暑い車内に置きっ放しにしたり、自転車のカゴに乗せて長時間運ぶなど、そういったことは避けてください。せっかくの美味しいワインも、保管方法があまりにも悪いと、劣化した状態のものを相手に贈ることになってしまいます。
次に価格帯について。具体的な数字を出すと2,000円以下のワインはプレゼントとしてはやや不向きかと思われます。
もちろん、2,000円以下のワインでも美味しいものはたくさんあります。「自分が美味しいと思ったワインだから贈ろう」とか「コスパが高いワインだから知ってもらいたい」などという「贈り手側の思い」が込められていれば、価格はいくらでもよいでしょう。
ただ、2,000円以下のワインはどちらかと言えば“日常消費用”につくられているものが多いのは事実。ハレとケで言えば、「ケ」寄りですね。ワインは「値段が高ければ高いほど美味しい」というものではありませんが、一方で、ある程度の価格を超えると味わいの満足度が上がる傾向にあるのは間違いありません。その「ある程度の価格」の最初のラインが2,000円ということです。
もちろん、ワインはあくまでも嗜好品ですし、味の好みは人によって千差万別。
何を選んでも「最高に満足してもらえる」とは限りませんが、市場価格で2,000円を超えてくると、満足度が高いワインが増えてくる。3,000円を超えるとさらに美味しいものが多くなり、5,000円オーバーとなると、いわゆる「ハズレ」と感じる人がかなり少ない領域になってくる、というのが僕の肌感覚です。
さて最後は、ワイン好きな人のために、ワイン以外のプレゼントもご紹介します!
ワイン好きな人には、ワイングラスやグッズのプレゼントも◎
ワインが好きな人には、ワインだけでなく、ワイングッズのプレゼントもおすすめです。
リーデルのグラス
「リーデル」は、オーストリアで創業260年以上の歴史を持つ老舗のワイングラスメーカー。
世界で初めて“ワインのぶどう品種ごとにグラスを変えて、その香りと味わいを一緒に楽しんでいく”という提案をし、これが現在でもワイン業界に広く受け入れられています。
ワイン業界では知らない人はいない、定番のワイングラスです。ワインが好きな方へのプレゼントにもおすすめです!
ソムリエナイフ
ソムリエナイフは、その名の通りソムリエがワインを開ける時に使用するナイフですが、今では一般のご家庭でワインを楽しむ際にも広く使われるようになってきました。
ワイン愛好家へのプレゼントとして、ソムリエナイフを贈るというのも素敵ですね。
おすすめは、僕も愛用している「ラギオール・アン・オブラック」というソムリエナイフです。
「ラギオール」とは、ソムリエナイフやカトラリーを作る職人が集まるフランスの小さな村の名前です。
日本の「新潟の燕三条地方」のような所だとイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。
へ〜!ものづくりの村で生まれた、ソムリエナイフなんですね。
長く使える道具のプレゼントも、喜んでもらえそう!
「ラギオール・アン・オブラック」のソムリエナイフは、美しいカーブが特徴。手にフィットするこの形状は、コルクを抜くときに安定しやすくなっています。
ワインコルクのおもしろグッズ
最後は、番外編。少しおちゃめな、ワイングッズです。
ワイン好きは、ワインのコルクを収集しがち。しかしコレといった使い道もないので、保管に困っている人もいると思うんですよね〜。そんな人には、思いのつまったコルクを可愛く、インテリアとして活用できるグッズもいいかもしれません!
こんなグッズがあるんですね(笑)コルクをインテリアにするなんて発想が面白い!なんだか癒やされます〜♡
まとめ
いかがでしたか?ワインの選び方、少しイメージが膨らんできたでしょうか?
華やかでプレゼントにもピッタリなアイテムなのに、ハードルを高く感じてしまいがちなワイン。
しかし、難しく考える必要はありません。少しリラックスして、贈りたい相手のことを考えながら、ワイン選びの時間を楽しんでいただけたらと思います。
その時間こそが、プレゼントの醍醐味ですよね!
みなさんのワイン選びが少しでも楽しく、有意義なものになりますように!
また、NZのおすすめワインをもっと知りたい!という方は、ぜひ下記の記事を参考にしてみてくださいね。
ちょっとしたプレゼントから、特別な日の贈り物にもできるワインまで、幅広く紹介しています!