2月14日。年に1度の「バレンタインデー」は、女性にとっても男性にとっても、ちょっとワクワクする日。
そんなバレンタインデーのプレゼントの定番と言えば、「チョコレート」ですよね。
ですが「なにかいつもとは違ったものを贈りたい」という方もいるハズ。そんな時は、「ワイン」をプレゼントするのはいかがでしょうか?
本記事では、バレンタインデーにもぴったりなワインギフトの選び方やおすすめワインなどを紹介します。
さらに、バレンタインデーの主役でもある「チョコレート」にはどんなワインが合うのか、検証してみました!
「どんなワインを贈ると喜んでもらえる?」
「ワインを選ぶ時に注意することは?」
「チョコレートにワインは合うの?」
など、バレンタインデーにワインを贈る時や、チョコレートにワインを合わせる時の疑問を解決していこうと思います。
チョコレートとワインの組み合わせもすごく気になります!
はい!僕も実際やってみて、驚いたものもありましたよ。
ワインがあるバレンタインデー、すごく素敵だと思います。
【この記事の登場人物】
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なっちゃん(ワイン初心者)
今年のバレンタインは、彼氏にチョコではなくワインをプレゼントする予定♪
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まきこ(編集部メンバー)
毎日の晩酌が至福の時。ワインとチョコの相性は、前から気になっていた。
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ゆい(編集部メンバー)
旅行と食べ歩きが趣味のアラサー女子。特に甘いものには目がない。
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岩須(当サイト監修のNZワイン大好きソムリエ)
自身が名古屋で営むバーでは、NZワインを豊富に取り揃える。
マンネリ防止にも◎今年はワインを贈ってみよう!
バレンタインデーのプレゼント選びで悩んでいる方には、ワインがおすすめです!
おすすめポイントは、以下のとおり。
- 毎年チョコレートだと、マンネリ化してしまう。
ワインだと他の人とかぶる可能性が低く、印象に残りやすい。 - お酒が好きな男性なら、ワインのプレゼントはきっと嬉しい!
- 実は…組み合わせ次第でチョコレートともよく合う♡
- ラベルやヴィンテージ(ぶどうの収穫年)にこだわれば、メッセージも伝えられる♪
バレンタインデーといえば「チョコレート」が定番。プレゼントを選ぶ際に迷わずすみますが、その反面サプライズ感があまりないというデメリットも…。そんな時、もし相手がお酒をたしなむ人ならば、「お酒」はきっと印象に残るプレゼントになるでしょう。「甘いものが苦手」という方への贈り物にもおすすめです。
そして、お酒が好きという人の中でも「ワインをたまに飲む」「よく飲む」という人ならば、「バレンタインのプレゼントにワイン」は喜ばれること間違いなし。
さらに「ワインとチョコレート」は、組み合わせ方さえ工夫すれば相性もいいので、チョコとワインをセットにしてプレゼントをするというのも、かなりおすすめです!(のちほど良い組み合わせの例を紹介します)
ワインはもともと「プレゼント」に向いている要素がたくさんあるお酒。相手の食の好みを知っていれば、それに合うワインをプレゼントしたり、ラベルやぶどうの収穫年を工夫すれば、直接相手には言いにくいメッセージなどを込めることもできちゃいます!
私の彼も甘いものが苦手なんですよね…。今年はなにあげよっかな〜って、ちょっと困っていました。
ワインなら、2人で飲めるしいいかも♡
あれ?プレゼントなのに、なっちゃんも一緒に飲むんですか?ちゃっかりしてますね(笑)
でも、贈ったワインで2人で乾杯ってのもいいですね!
センスが良いと思われる、ワインギフトの選び方は?
- ハーフボトルのシャンパンがおすすめ!
- チョコレートに合うワインをセットにして贈る
- でも、まず「贈る相手の好み」を知った上でプレゼントするのがいちばん大事
バレンタインに限らず、ワインの贈り物として定番なのが「シャンパーニュ」です。
華やかでどんなお料理にも寄り添ってくれますし、チョコレートとの相性もバッチリ。知名度が高い上に、「決して安物ではないんだよ」ということもさりげなく伝わるので、ワインに詳しくない人へのプレゼントにも適しています。
そんなシャンパーニュの中でも、おすすめは375mlの「ハーフボトル」サイズ。
これなら、お酒が弱くない方なら一晩で飲める量です。ひとり暮らしの方にもちょうど良いと思います。
たしかに!それぐらいだったら、プレゼントする側のお財布にも優しいし、もらう方も飲みきりサイズなので気楽ですよね。
また、チョコレートとそれに合うワインをセットにして贈るのもおすすめ。
しかしいずれにしても、ワインはプレゼントを贈る相手の好みを知ることが、なによりも大事です。
やはり、事前に贈る相手の好みをリサーチしてから、ワインを選ぶようにすると良いと思います。プレゼントって、相手のことを考えたり、選んだりしている時間もプレゼントの一部ですもんね。
また、ワインに少しでも興味がありそうな方にワインを贈る、というのも大事なポイントだと思います。
失敗しないように気をつけたいこと
基本的に「バレンタイン×ワイン」のシーンにおいて、特にコレがダメということはありません。しかし、心配になってしまう方のために少しだけ注意点を挙げておきます。
- 甘口ワインは、苦手な人もいるので要注意。(お酒は辛口がいちばん、と思っている方は意外と多い)
- ワインの保管環境が整っていない人に、高級ワインや熟成ワインを贈るのは「ちょっと待った」!
チョコレートに合うワインとして、ソムリエなどワインのプロがよくおすすめするのが「甘口ワイン」。しかし、甘口ワインは好き嫌いの分かれるワインでもあります。お酒は辛口しか飲まないという方もたくさんいらっしゃいます。ですので、選ぶ前に相手の好みをさりげなくリサーチしておくと良いでしょうね。
また、少し奮発して高級ワインや、長期熟成が可能なタイプのワインをプレゼントする時は注意が必要です。その相手がすぐに飲んでしまうのならば問題ないのですが、「高級だから」という理由で、「いつかのために取っておこう」と何年もほったらかしにしてしまうケースもよくあります。これはとても危険。
ワインは温度変化に敏感なお酒なので、日本の夏場のような室温の高い環境でワインを保管すると、品質が劣化してしまう可能性があります。それが何年も続くと…その危険性はかなり高くなってしまうのです。
もし、リサーチが出来るのならば、「相手のおうちの保管環境が整っているかどうか(ワインセラーがあるかどうか)」を確かめておくと良いですね。
相手の家にワインセラーがないとわかっている場合は「早めに飲んでくださいね」のひと言を添えたいですね。
バレンタインの定番ワインは、甘口の「バニュルス」
ワイン業界では、実は「チョコレートにはこのワイン!」という定番ワインがあるんです。
え!そんなワインがあるんですか!気になる〜♡
それは、「バニュルス」というフランスの甘口ワインです。とっても濃厚で、チョコとの相性も抜群なんですよ。
バニュルスってどんなワイン?
バニュルスは、とっても濃厚な甘口のワイン。
しっかり説明しようとすると難しい専門用語がたくさん出てきてしまうワインなんですが、ざっくりと簡単に説明します。
「バニュルス」とは、スペインの国境にも面するフランスのルーション地方南部の地域、またはそこでつくられるワインを指します。バニュルスで、AOCというフランスのワインの法律で認められているのは天然甘口ワインのみ。
甘口ワインのつくり方にはいくつかの方法がありますが、バニュルスは醸造過程でアルコールを添加するという「酒精強化」という方法でつくられるのが特徴です。
なぜ、途中でアルコールを加えるんですか?
ぶどうの中の糖分がアルコール発酵で減ってしまうのを防ぐためです。途中でアルコールを添加して発酵を止めると、ぶどうの糖分が液体に残り、仕上がりが甘口になります。
バニュルスの場合は、ワインと同じくぶどうを原料にしたお酒である「ブランデー」が添加されているんですよ。
ワインの世界ではチョコレートとの相性がよいと言われるバニュルス。チョコレート以外だと、少し塩味の強めな白カビチーズや青カビチーズにも良く合うことで知られています。
記事の後半ではバニュルスとチョコレートの組み合わせを検証します!リアルな相性が気になる方はぜひチェックしてみてください♪
バレンタインにもおすすめのNZワイン
僕が大好きなNZワインの中からも、チョコとの相性も良く、バレンタインデーにピッタリなワインをご紹介します!
グリーンソングス レイトハーベスト リースリング
ワイナリー名 | グリーンソングス (Green Songs) |
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ぶどう品種 | リースリング |
産地 | ワイララパ グラッドストーン |
希望小売価格 | 3,190円(税込) |
NZで活躍する日本人醸造家、小山浩平さんがつくるデザートワイン。
チョコレートやその他のデザートとの相性◎です。 ラベルのデザインも可愛らしくて、バレンタインのプレゼントにもぴったりですよ。サイズは、フルボトルよりもやや小ぶりな500ml瓶です。
マヒ マールボロ ピノ・ノワール
ワイナリー名 | マヒ(Mahi) |
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ぶどう品種 | ピノ・ノワール |
産地 | マールボロ |
希望小売価格 | 4,950円(税込) |
このワインを選んだ理由は、「マヒ(Mahi)」というネーミングからです。MahiとはNZの先住民族であるマオリ族の言葉で「手工芸品」を意味します。作り手の思いがこもった手作りのワインを、大切に感じる存在の人に贈るって素敵なんじゃないかなと思います。
Mahiの味わいは、とても複雑で風味豊か。幅広いお料理に寄り添ってくれますよ。
チョコレートに合うワイン、検証してみました!
さて、ここからはチョコレートとワインの組み合わせの検証です。チョコレートの種類別にそれぞれ合うワインを確かめることにしました。
とっても楽しみなペアリングの検証です!
今回の企画には、編集部のみんなも参加しています。
チョコとワインをたくさん食べては飲んでを繰り返し、比べてみました♪
用意したのは、この6種類のチョコレートです。
- ミルクチョコレート
- ビターチョコレート
- ホワイトチョコレート
- ナッツ入りチョコレート
- オレンジピール入チョコレート
- ルビーチョコレート
組み合わせるワインは?
ワインは以下の5種類です。
- 赤ワイン
- 白ワイン
- スパークリングワイン
- 甘口ワイン
- バニュルス
今回はバニュルス以外、すべてNZワインを用意しました。
【赤ワイン】
プナム クラシック ピノ・ノワール
ワイナリー名 | プナムワインズ (Pounamu wines) |
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ぶどう品種 | ピノ・ノワール |
産地 | マールボロ |
本体価格 | 2,728円(税込) |
一般的なピノ・ノワールと比べるとやや濃いめの味わい。適度な渋みが心地よいです。このプナムのシリーズは「AEON」や「酒のやまや」でよく見かけますね。
ボクモワインの取り扱い商品で、こちらのワインと似た味わいのものは、アストロラーベ マールボロ ピノ・ノワール 2020です。
【白ワイン】
オイスターベイ ソーヴィニヨン・ブラン
ワイナリー名 | デリゲッツ ワイン エステート (Delegat Wine Estate) |
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ぶどう品種 | ソーヴィニヨン・ブラン |
産地 | マールボロ |
参考価格 | 2,690円(税込) |
NZの代表的な味わい!フルーツ感たっぷりの辛口白ワインです。オイスターベイというその名の通り、「牡蠣」との相性は抜群なのですが、果たしてチョコレートとは合うのかどうか??
ボクモワインの取り扱い商品で、こちらのワインと似た味わいのものは、インヴィーヴォ マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン 2022です。
【泡】
クラウディ ベイ ペロリュス
ワイナリー名 | クラウディ ベイ (Cloudy Bay) |
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ぶどう品種 | シャルドネ、ピノ・ノワール |
産地 | マールボロ |
希望小売価格 | 4,546円(税込) |
NZの名門ワイナリー「クラウディ ベイ」がつくる、本格的なスパークリングワインです。弾ける泡から漂う、ブリオッシュのような良い香りが特徴です。
【甘口】
グリーンソングス レイトハーベストリースリング
おすすめワインで紹介したものと同一ワインのため、詳細は省略いたします。
それぞれのチョコレートに合うワインはどれ?
用意したチョコレートは、NZのウィッタカーズ以外はすべて「成城石井」で購入しました。
安すぎず、高すぎないチョコレートで検証してみましたので、コンビニで買えるような手軽なチョコレート〜デパートで買うような本格的なチョコレートまで、参考にしていただけたらと思います。
まろやか!ミルクチョコレート
商品名 | ウィッタカーズ クリーミー ミルクチョコレート |
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原産国 | ニュージーランド |
内容量 | 180g |
価格 | 1,198円(税込) |
まずはスパークリングワインとNZで定番のチョコレート「ウィッタカーズ」を合わせてみましょう。この組み合わせは、僕の経験上、絶対に合うはず。
(もぐもぐ、ゴックン)はい、合う〜♪最高ー!!
岩須さん、テンション高っ(笑)この岩須さんおすすめのNZのチョコレート、まろやかですっごく美味しいです!
たしかに、このミルクチョコとスパークリングすごく合いますね〜。
ね、合うでしょ?「バニュルス」もいいですね〜。
最後にミルク感が強調され、チョコの美味しさを引き立てていますね。
ミルクチョコレートとのペアリング検証結果
【みんなが納得!ぴったりのワイン】
・スパークリングワイン
・甘口ワイン
・バニュルス
【合う/合わないの好みが分かれたワイン】
・赤ワイン
・白ワイン
ほろ苦い大人の味。ビターチョコレート
商品名 | ヴィヴァーニ オーガニックエキストラ ダークチョコレート100% |
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原産国 | ドイツ |
内容量 | 80g |
価格 | 638円(税込) |
わぁ〜、苦っ!! ちょっと食べたことのないチョコレートですね。
買ってきたの私ですが(笑)100%はやりすぎましたね…
そうですね、僕も経験したことのないビターなチョコでした(汗)
でもこの「バニュルス」とぜひ合わせてみてください。
きっと、このかなり苦いチョコでもいけると思います!
わぁッ本当だ!ビターチョコの苦さを、バニュルスがまろやかにしてくれますね〜。
バニュルスが持っている「ブランデーっぽい風味」が、硬派なビターチョコの風味を引き立ててる感じかな、と思います。
ビターチョコレートとのペアリング検証結果
【みんなが納得!ぴったりのワイン】
・バニュルス
【結構いける!過半数がアリと言ったワイン】
・スパークリングワイン
・甘口ワイン
【合う/合わないの好みが分かれたワイン】
・赤ワイン
・白ワイン
優しい味わい♡ホワイトチョコレート
商品名 | リンツ・チョコレート【ホワイト】 |
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原産国 | スイス |
内容量 | 100g |
価格 | 429円(税込) |
ホワイトチョコレートにはなにが合いますか?
そうですね…泡…かな?
けっこうスパークリングワイン推しですね!(笑)
でも、たしかに合う〜!スパークリングっていろんなチョコにも合わせやすいんだ〜。
このレイトハーベストのリースリングも、アイスクリームの上にかけるシロップみたいで美味しいです。
そうですね。ホワイトチョコは、苦みがなく乳脂肪分が多いのが特徴で、他のチョコと比べて幅広いワインと合わせやすいチョコだと思います。
中でも甘めのワインとの相性はとってもいいですね。
ホワイトチョコレートとのペアリング検証結果
【みんなが納得!ぴったりのワイン】
・甘口ワイン
・スパークリングワイン
・バニュルス
【結構いける!過半数がアリと言ったワイン】
・白ワイン
【合う/合わないの好みが分かれたワイン】
・赤ワイン
お酒によく合う!オレンジピール入りチョコレート
商品名 | カフェタッセ オレンジ ビター チョコレート |
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原産国 | ベルギー |
内容量 | 45g |
価格 | 352円(税込) |
実は、最もいろんなワインに対応できるのが、このオレンジピール入りのチョコレートなんです!
おっ、バニュルスとの相性はやっぱりすごいなぁ〜!圧勝。
ほんとだ〜!やばい、美味しすぎる…。
フルーツの風味が引き立って、めっちゃ大人な感じの組み合わせ〜♪
オレンジピールが入っていると、オレンジの皮のほろ苦さがあるので、赤ワインもいけますね。
そうそう。ワインと合わせる時にどのチョコにするか迷ったら、オレンジピール入りをおすすめします。これぞ、ワインのためのチョコレート!
オレンジピール入りチョコとのペアリング検証結果
【みんなが納得!ぴったりのワイン】
・バニュルス
・スパークリングワイン
・甘口ワイン
・赤ワイン
【結構いける!過半数がアリと言ったワイン】
・白ワイン
食べごたえアリ!ナッツ入りチョコレート
商品名 | リッター ナッツ |
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原産国 | ドイツ |
内容量 | 100g |
価格 | 418円(税込) |
おぉ!ナッツの香ばしさとこのスパークリングワインの樽の感じが見事にマッチしている!
たしかに〜!相乗効果すごいです。
ナッツが入っていると、おつまみ感覚でいけちゃいますね。
ナッツ入りチョコとスパークリングワイン、本当におすすめです!
このチョコはヘーゼルナッツ入りだけど、アーモンドだったら最後渋みがあるので、赤ワインとも合いそう♪
ナッツ入りチョコレートとのペアリング検証結果
【みんなが納得!ぴったりのワイン】
・スパークリングワイン
・甘口ワイン
・バニュルス
【合う/合わないの好みが分かれたワイン】
・赤ワイン
・白ワイン
新感覚!ルビーチョコレート
商品名 | ナポリタンチョコレート ルビー |
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原産国 | イタリア |
内容量 | 100g |
価格 | 681円(税込) |
「ルビーカカオ」というピンク色のカカオ豆が原料のチョコレートです。
これ、“第4のチョコレート”って言われてるちょっと話題のやつですよね。
初めて食べますが、甘酸っぱくて美味しいですね!
本当だ、僕も初めて食べました、美味しいですね〜。
これは、レイトハーベストのリースリングとよく合います♡
酸味があるので、ソーヴィニヨン・ブランもなくはないかな?
でもこうやって試してみると、新しい発見がいろいろあるのでいいですね!
ルビーチョコレートとのペアリング検証結果
【みんなが納得!ぴったりのワイン】
・甘口ワイン
・バニュルス
・スパークリングワイン
【結構いける!過半数がアリと言ったワイン】
・白ワイン
【合う/合わないの好みが分かれたワイン】
・赤ワイン
チョコレートに合うワインおさらい
最後に、岩須と編集部によるこの検証のまとめです!
- 合わせやすいのは、スパークリングワインと甘口ワイン!
- 「バニュルス×チョコレート」は、完璧な組み合わせ。
- オレンジピール入りのチョコレートは、どのワインにも合う。これぞワインのためのチョコレート!
- ビター過ぎるチョコレートはやや合わせるのが難しい
- 一般的なソーヴィニヨン・ブランは、チョコレートの相性はそれほど良くない。
- 渋みや苦味のあるワインは、チョコレートによってその渋さや苦みが強調されることも。
やっぱり、チョコと合わせるならスパークリングワインもしくは、甘口のワインがおすすめですね。
もし「バニュルス」が手に入りそうだったら、ぜひぜひ合わせてみてください。やはり「チョコレート」には「バニュルス」が最強ということが再確認できましたね。
今日は新しい発見の連続でした!
今まではなんとなく「スイーツ+コーヒー」みたいに、チョコには渋みの強い赤ワインが合うのかなぁ?って予想していたんですが、それほど合わなくて驚きました(笑)
たしかに、ちょっとびっくりでしたね〜。
でも、ワインさえしっかり選べたら「チョコレート」と「ワイン」はよく合うのも分かったので、これからも色々試してみようと思います♪
そうですね、実際にやってみると色々発見がありましたよね。
ぜひ、この記事を読んでくださっている読者の方にも、「チョコ×ワイン」にトライしてみてほしいです。
そもそも、バレンタインデーはどういう日なの?
最後は、バレンタインデーについての雑学コーナーです。
日本では、チョコレートをあげる日というイメージが強い「バレンタインデー」ですが、よく「女性から男性にチョコをあげるのは、日本だけだよ」なんてことも聞きませんか?
とっても盛り上がるイベントなのに、意外とその起源や由来について、あまり知られていないバレンタインデー。
本当はどんな日なのか?など、少し知っておくと話のネタにもなるかもしれません。
実は司祭の処刑日?ちょっと怖いバレンタインデーの由来
バレンタインデー(Saint Valentine’s Day)のはじまりは、古代ローマ時代まで遡ります。2月14日は、女神ユーノーの祝日で、翌日の2月15日は「ルペカリア祭」というお祭りがひらかれていました。
このお祭りでは、男性が女性の名前が書かれた紙を引き、その紙に書かれた名前の女性とお祭りの間過ごしたようです。
その後、クラウディウス2世の統制時代にうつり、「結婚」という制度が兵士の士気を下げるという理由で、結婚を禁止にしてしまいました。しかし、その考えに反対であったキリスト教司祭のヴァレンティヌス(英語読みで、バレンタイン)は密かに兵士たちの結婚式を挙げていたのです。
そのことを知り激昂した皇帝は、バレンティヌス司祭を処刑することにしましたが、その執行日として選ばれたのが「ルペカリア祭」の前日の2月14日であったということなのです。
しかし、ヴァレンティヌスは獄中にいても、最期の時まで看守たちにも「愛」を語りつづけていたとされ、後にこの日を「愛の日」として「バレンタインデー」としたことがはじまりとされています。
バレンタインデーで、チョコがメインになるのは日本だけ?
日本では、バレンタインデーと言えば長い間「女性から好意のある男性にチョコレートを贈る日」として定着していました。しかし、それもここ数年で形が変わりつつあり、自分用にチョコレートを買う人や、友達同士で贈り合ったり、家族やお世話になった人に贈るなど、楽しみ方も多様になってきています。
「友チョコ」「ファミチョコ」「世話チョコ」なんて言葉も聞くようになりました!
最近ではすっかり「愛を告白する日」というよりも、「チョコレートがメインのお祭り」のようになりつつある日本のバレンタインデーですが、世界の国々ではバレンタインデーはどんな風に過ごす日なのでしょうか?
世界の多くの国では、バレンタインデーとは「愛の日」と捉えられています。アメリカやフランスなどでも、カップルや夫婦でロマンティックに過ごす日というイメージが強く、日本と違い、男性から女性にプレゼントを渡すパターンが主流です。
プレゼントは、花束やメッセージカード、スイーツなどが人気で、チョコレートを渡す人もいますが、あくまでギフトの選択肢の一つというような感じです。
では、なぜ日本では「バレンタインデー=チョコレート」という風になったのでしょうか?一番有力な説は、1950年代後半に、あるチョコレートメーカーが「バレンタインデーにはチョコレートを贈ろう!」と広告を出したのがきっかけとされています。
バレンタインデーのチョコレート商戦は年々ヒートアップしているようにも見えますね。この記事で紹介したペアリングの検証結果を参考に、このシーズンに発売されるこだわりのチョコレートに「ワイン」を合わせてみると、きっと楽しいと思いますよ。
まとめ
バレンタインデーは、年に1度「どんなチョコレートをあげようかな?」「チョコレートはもらえるかな?」と男女ともにちょっと楽しみなイベント。
想いを込めて、好きな人やお世話になった人にチョコレートを渡すのが一般的ですが、さらにグレードアップさせる方法として、ワインを加えてみるのもいいかもしれません。
ワインとチョコレートは組み合わせは、気軽に試すことができる楽しいペアリング体験です。ぜひ皆さんも今回の検証結果を参考に「チョコ×ワイン」を試してみてくださいね。
ぜひワインをお供に、大切な人と素敵なバレンタインをお過ごしください。ハッピーバレンタイン♪