母の日は、毎年5月の第二日曜。今年2023年は、5月14日(日)が母の日です。
普段はなかなか伝えられない感謝の気持ちを、この日にしっかりと伝えられると良いですね。それには、ギフト選びも重要です。母の日に間に合うように、準備を進めましょう。
このページに訪れた皆さんは、もう既にワインが贈り物の候補になっている方だと思います。
まず、お母さんがワインが好きなことを知っていて、ワインを贈りたいと思うあなたの気持ちはとても素敵です!
やはりプレゼントというものは、贈る相手の好みに沿うようなものを選びたいですよね。
この記事では、ワインの選び方や、母の日のプレゼントにおすすめのワインをご紹介しますので、参考にしていただけると幸いです。
母の日のギフトには「ワイン」がおすすめ!
ワインギフトのおすすめポイントは、以下の3つです。
- ワインは「重厚感」があり、ギフトに最適
- 沢山の種類の中から、好みのものを選び贈ることができる
- ワインは楽しい食事の時間や、憩いのひとときをつくり出してくれる
ワインは、昔からギフトに人気のアイテム。その理由の一つが、ワインが持つ重厚感です。ワインは長い歴史を持ち、多くの人々に愛されてきた飲み物。熟成によって味わいが深まるという特徴があり、華やかなボトルの外観や、受け取った時に感じるワインの重みがあいまって、大切な人への贈り物だということを伝えやすくしてくれます。
また、赤、白、スパークリングをはじめとし、その種類が豊富なので、相手の好みに合わせてワインを選ぶことができます。
そして、食事と一緒に楽しむ要素が強いお酒なので、ワインを贈るということは、特別な食事の時間をつくるきっかけにもなります。
いつも忙しいお母さんに、ワインと食事のペアリングをゆっくりと楽しんでもらえたら嬉しいですよね。
また、ワインは人が集まるきっかけにもなるので、家族みんなで集まって母の日をワインと共に祝うというのも素敵だと思います。
喜ばれるワインの選び方
次は、ワインを選ぶ際のワンポイントアドバイスです。
- 好みのワインを事前にリサーチしておこう
- あまりワインに親しみがない方には「ハーフボトル」や「甘口ワイン」もおすすめ
先述の通り、ワインは種類が豊富なお酒です。そして、ワインが好きな人は「白が好き」「赤が好き」など、自分の好みがあることが多いため、お母さんの好みを事前にさりげなくチェックしておくと良いでしょう。
さらに香りや味わいなど細かい好みがわかれば、より選びやすくなります。喜んでもらえるワインを選ぶためには下調べがとても重要になってくるので、ここは是非がんばりましょう!
また、お酒があまり強くないお母さんには「ハーフボトルのワイン(375ml)」という選択肢もあります。
普段それほどお酒を飲まないけれど、甘いお酒なら楽しめるというお母さんには、ぜひ甘口ワインを選んでみてください。甘口なら開栓後、冷蔵庫に入れれば1ヶ月以上持つものが多いので、時間をかけてワインを楽しみたいという方にもおすすめです。
ワインを贈る時の注意点
続いて、注意点についても簡単にお話をしておきます。
- ワインの保存環境を確かめた上でワインを選ぼう
- 室温が30度以上になる場合は、冷蔵庫での保存を勧めよう
母の日がある5月は、気温がぐんぐん上がっていく季節です。ワインは温度変化に敏感なお酒なので、お母さんが普段どのようにワインを保存しているかも確認しておきましょう。
ワインセラーをお持ちでしたら、熟成を楽しむタイプのワインのプレゼントももちろんOKです。しかしそうでない場合は、フレッシュな香りや味わいを楽しむタイプのワインを贈り、早めに開栓してワインを楽しんでいただく方が良いでしょう。
ワインセラーをお持ちでないお母さんには、暑い日や室温が30度以上になる場合は、冷蔵庫での保存が好ましいということをお伝えください!
予算やラッピングなど
母の日のギフトは、一般的に3,000円〜5,000円程度のものを贈る人が多いといわれています。
ワインの場合、3,000円を超えるとグンと美味しいものが多くなり、5,000円を超えてくると高い満足度を感じられるワインが増えてきます。ですので、そのあたりの価格帯を目安にしてお探しいただくと良いかもしれません。
そして、せっかくの贈り物ですので、ラッピングやメッセージカードもお忘れなく。きっとあなたからの思いが伝わることと思います。
おすすめNZワイン
ここからは、僕が大好きなNZワインの中から「母の日」におすすめのワインをご紹介します。
大沢ワインズ プレステージコレクション メソッド トラディショナーレ ブリュット NV
まず、最初にご紹介するのは、日本人の大沢泰造さんがオーナーの「大沢ワインズ」による本格スパークリングです。
ワイン名にある「メソッド トラディショナーレ」とは“伝統的な製法でつくられた”という意味で、このワインはシャンパーニュの製法と同じ「瓶内二次発酵」でつくられています。
ブリオッシュやライム、白いお花など複雑で奥深い香りで、ほんのりとした甘みも感じられますが、フィニッシュはドライで、高級感のある上品なワインです。
ワイナリー名 | 大沢ワインズ(Osawa Wines) |
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品種 | ピノ・ノワール52%、 シャルドネ48% |
産地 | ホークス・ベイ |
希望小売価格 | 5,500円(税込) |
ナンバーワンファミリーエステート キュヴェNO.1 NV
次にご紹介するワインも、シャンパーニュ製法でつくられたお祝いのシーンにもぴったりな一本です。
このワインをつくるのは、フランス・シャンパーニュ地方で12世代にわたりシャンパーニュを生産してきた名家が、NZに移り住み立ち上げたワイナリー。
ブリオッシュのような香ばしい香りが特徴で、柑橘類や桃、蜂蜜のようなニュアンスが感じられます。ハレの日にぴったりなゴージャスな味わいのスパークリングワインです。
No.1とラベルにも大きく書かれているので、お母さんはNo.1だよという意味を込めて贈るのも素敵だと思います。
ワイナリー名 | ナンバーワンファミリーエステート (No.1 Family Estate) |
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品種 | シャルドネ |
産地 | マールボロ |
希望小売価格 | 5,830円(税込) |
インヴィーヴォ X サラ・ジェシカ・パーカー ソーヴィニヨン・ブラン 2022
続いてご紹介するのは、当店で人気No.1の白ワインです。
ワイン愛好家として知られるアメリカの女優サラ・ジェシカ・パーカーが、NZの人気ワイナリー「インヴィーヴォ(Invivo)」とタッグを組んで誕生したこちらの一本。NZワインの代名詞とも言える、ソーヴィニヨン・ブランのワインです。
NZのソーヴィニヨン・ブランは、柑橘類のような酸味が際立っているものが多いのですが、このワインに関してはそこまで酸味は強くありません。桃やパイナップル、パッションフルーツのようなニュアンスが前面に出ており、シュールリーを行うことで旨みもアップしています。
ワイナリー名 | インヴィーヴォ(Invivo) |
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品種 | ソーヴィニヨンブラン |
産地 | マールボロ |
希望小売価格 | 2,860円(税込) |
グレイワッキ ボトリティス ピノ・グリ(375ml) 2015
続いては、甘口ワインのご紹介です。
NZワイン界の大ベテラン醸造家ケヴィン・ジュッド氏による珠玉のデザートワインで、とろけるような果実の豊かな風味と、エレガントなお花の香りが特徴です。
ワイン名にある「ボトリティス」とはボトリティス・シネレアの略で、貴腐菌のことを指します。特別な条件下のみで発生するこの菌をうまく利用して栽培された、とても複雑な旨みを持つぶどうを使ってつくられました。
ゴルゴンゾーラなどのブルーチーズとの相性は抜群で、バニラアイスと合わせるとワインが持っている綺麗な酸味が感じられます。ワインと一緒にチーズやアイスもプレゼントすると喜ばれるかもしれません。
ワイナリー名 | グレイワッキ(Greywacke) |
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品種 | ピノ・グリ |
産地 | マールボロ |
希望小売価格 | 5,610円(税込) |
パリサーエステート ペンカロウ ピノ・ノワール 2020
赤ワインはまず、やさしい味わいの「ピノ・ノワール」から一本ご紹介します。
このワインのワイナリー「パリサーエステート」は、ニュージーランドで最もブルゴーニュに似た気候や土壌の条件が揃う産地「マーティンボロ」にあります。
そのため、このピノ・ノワールは、フルーティー志向が強いNZ産のピノ・ノワールというよりも、他の要素をバランス良く仕上げた、フランスワインのようなエレガントな味わいが特徴です。
また、女性の美しい横顔が描かれたアーティスティックでおしゃれなラベルもポイントの一つです。
ワイナリー名 | パリサーエステート(Palliser Estate) |
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品種 | ピノ・ノワール |
産地 | マーティンボロ |
希望小売価格 | 4,235円(税込) |
ヴィラマリア アースガーデン メルロー&カベルネ・ソーヴィニヨン 2020
最後にご紹介するのは、NZのワイナリーの中でも抜群の知名度とクオリティの高さで知られるワイナリー「ヴィラマリア」の「アース・ガーデン」というワインです。
可愛らしいお花のラベルが印象的で、母の日にもぴったりだと思います。こちらの赤ワインは、ボルドーブレンド。確立された技術でつくられた、クリーンな味わいのオーガニックワインです。
深い色合いと濃厚な旨みが特徴ながら、果実味のフレイバーがしっかりとあり、どこか優しさも漂います。濃い赤ワインが好きなお母さんには特におすすめしたい一本です。
ワイナリー名 | ヴィラマリア(Villa Maria) |
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品種 | メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン |
産地 | ホークスベイ |
希望小売価格 | 4,070円(税込) |
ボクモワインの母の日ギフトについて、詳しくはこちらをご覧ください。
母の日の由来は?
母の日は、日本だけでなく世界の多くの国で祝われています。その起源には諸説ありますが、日本に伝わったのはアメリカからであるといわれています。
そのアメリカではじまった母の日は、一人の少女が母を弔うために行った行動が広がり生まれた記念日であるとされています。少女の母「アン・ジャーヴィス」は、南北戦争時代に生きた社会活動家で、「Mother's Day Work Club」を創設し、病気や貧しい人のための募金活動や食品検査を行うなど、様々な慈善活動を行っていました。
そしてアンが1905年5月に亡くなると、1907年娘のアンナ・ジャービスが、アンを偲ぶ会を開き、母への敬意や追悼の意味を込め、亡き母が好きであった白いカーネーションを配りました。その行動に賛同が広がり、母の日はその後アメリカ全土、そして世界に広がっていったと伝えられています。
ちなみに、カーネーションの色には意味があり、アンナが母に贈った「白いカーネンション」は、一般的に亡くなった母親に対して贈る花の色であるそうです。ですので、現在も健在のお母さんにカーネーションを贈る時は、「愛情」という意味の赤や、「感謝」の意味があるピンクの色のカーネーションなどを贈ると良いでしょう。
まとめ
母の日は、お母さんに感謝を伝えることができる一年に一度の大切な日。
ワインが好きで、普段からワインを嗜んでいるお母さんには特に、好みに合うワインを探して贈りたいですね。そしてそのプレゼントと共に、普段はなかなか言えない感謝の気持ちを言葉にして伝えてみるのはいかがでしょうか。
お母さんに贈る素敵なワインが見つかりますように。
そして、今年の母の日が終わったら、贈ったワインの感想を聞いて、来年の母の日にはどんなワインをプレゼントしようかな?と、一年かけて考えていくのも良いかもしれませんね!