父の日は、毎年6月の第三日曜。今年2023年は、6月18日(日)です。
いつもお世話になっているお父さん。「父の日」にはお父さんが大好きなワインを用意して、日頃の感謝の気持ちを伝えましょう。
もうすぐ父の日ですね!もしお父さんがワイン好き、あるいはワインに興味がある方ならば、ぜひこのページの記事を参考にしてみてください。
お父さんが喜んで下さるようなワイン選び、お手伝いいたします!
ワイン好きなお父さんに、美味しいワインを贈ろう!
まず最初に、ワインギフトのおすすめポイントを4つご紹介します。
- ワインは人類のパートナーともいえるお酒であり、お祝いの定番アイテム
- 種類が豊富で、受け取る人の好みに合ったものを贈ることができる
- ワインがあると食卓が華やぎ、人が集まるきっかけにもなる
- ボトルの外観、重厚感も喜ばれるポイントに
ワインは一説によると、8,000年以上も前から作られているお酒であり、長い歴史の中で多くの人々に愛されてきました。
日常的に飲まれてきたのはもちろん、「祝杯をあげる」という言葉が表すように、お祝いのシーンには欠かせないアイテムです。そして、ぶどうの成育環境や醸造、熟成期間などによって異なる個性を楽しむことができるのもワインの魅力の一つです。
赤や白、ロゼ、スパークリング、そして最近流行のオレンジなど、バリエーションも豊富で、品種や産地も多岐にわたるので、お父さんの好みにぴったり合うワインを選ぶことができれば、とても喜ばれるでしょう。
また、ワインは食事と一緒に楽しむお酒であり、食卓にワインが一本あるだけで特別感が増します。贈ったワインを飲みながら、ゆっくりとした時間を過ごし、お父さんの日々の疲れを癒すことができれば、とても素晴らしいですね。
さらに、ワインボトルの華やかな外観や受け取った時に手に感じる重みなども加わり、重厚感が感じられることから、ワインは大切な人への贈り物にはぴったりなアイテムといえます。
忙しいお父さんに、ワインと一緒に過ごす贅沢な時間をプレゼントできれば最高ですね!
また、ワインは人が集まるきっかけにもなるので、家族みんなで集まって父の日をワインと共に祝うのも素敵ですね。
ワイン選びのポイント
次に、ワイン選びのワンポイントアドバイスです。
- お父さんの好みを事前にリサーチして、最適なワインを選ぼう
- お父さんが行ったことがある国や、ゆかりのある土地のワインを贈るのもGOOD
前述の通り、ワインは多様な種類があるので、お父さんの好みの傾向を事前に把握しておくことが重要です。
例えば、お父さんが普段どの種類のワインをよく飲むか、香りや味わいに関してどのような好みを持っているかなど、細かいところまでリサーチしておくと、ワインを選びやすくなります。
また、お父さんが行ったことのある場所や、ゆかりのある土地でつくられたワインを贈るのも一つのアイディアです。思い出話にも花が咲き、団欒の一時を過ごせるのではないでしょうか。
プレゼントを成功させるために、事前調査は必須です!少し余裕を持って、準備を進めましょう。
そして、ニュージーランドを訪れた事があるお父さんには、ぜひ当店で扱っているNZワインをプレゼントしてみてください。
NZで過ごしたことを思い出すきっかけになること間違いなしです。
また、NZワインは世界では高い評価を得ているにもかかわらず、まだ日本では流通量が少なく、入手が難しい部類のワインです。だからこそ、きっと喜んでいただけると思います!
注意点や気をつけたいこと
次に、ワインを贈る際の注意点についてお話しします。
- ワインの保管環境を確かめよう
- 気温や室温を確認し、選ぶワインや送り方にも注意をしよう
ワインを贈る前には、普段お父さんがどのようにワインを管理しているかを確認しましょう。6月は気温が高くなる季節です。ワインは温度変化に敏感なお酒なので、暑い時期は特に注意が必要です。
お父さんがワインセラーをお持ちの方であれば、熟成を楽しむタイプのワインを贈っても問題ありません。
しかし、ワインセラーをお持ちでない場合は、そのようなタイプのワインは避ける方が無難です。その代わり、フレッシュな味わいのものを選び、早めに飲んでもらうように伝えましょう。そうすることで、そのワイン本来の香りや味わいをそのままお楽しみいただけると思います。
ワインセラーをお持ちでない場合、室温が30度以上になる時期は、冷蔵庫での保管をお願いしてください。そうすることで、品質を損なわずワインを保管できますよ。
それから、この時期にワインを配送する場合は、クール便で送ることを強くおすすめします。
「父の日」ワインギフトの価格について
父の日の贈り物の相場は、一般的に3,000円~1万円程度であるといわれています。ワインに関しては、父の日のギフトには5,000円以上のワインを選ぶことをおすすめします。
5,000円以上の価格帯になると、各ワイナリーがプレステージクラスのワインを出しており、凝縮感のあるリッチな味わいのものが増えるので、高い満足感を感じることができると思います。さらに1万円を超えると、希少性の高いワインが増えてきます。
僕が運営しているオンラインショップ「ボクモワイン」では公式LINEで相談を受け付けています。ワイン選びに迷ったら遠慮なくご相談くださいね。
そしてせっかくの贈り物ですから、最後にラッピングやメッセージカードもお忘れなく。きっとあなたの気持ちが、お父さんに伝わると思いますよ。
おすすめNZワイン
ここからは、僕が大好きなNZワインの中から「父の日」におすすめのワインをご紹介します。
ヨハネショフセラーズ メソッド トラディショネル エミー ブリュット 2011
まず最初にご紹介するのは、伝統的な製法でつくられた特別なスパークリングワインです。
「ヨハネショフセラーズ」は、平地やなだらかな丘が多いマールボロでは珍しく、急斜面の畑でぶどうを栽培しているワイナリーです。
ヨハネショフセラーズでは、凝縮度の高いぶどうを使用しています。そしてこのワインは、シャンパーニュと同じ製法である「瓶内二次発酵」で生産されています。この工程があることで、泡はきめ細かくなり、リッチな香りのワインに仕上がるのです。
ギフトではもともと人気の高いスパークリングワインですが、その中でも辛口は合わせられる料理の幅が広いので、特におすすめです。
ワイナリー名 | ヨハネショフセラーズ |
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品種 | シャルドネ |
産地 | マールボロ |
希望小売価格 | 6,820円(税込) |
クラウディベイ テココ 2019
白ワインからは、まずNZ人気No.1のぶどう品種「ソーヴィニヨン・ブラン」のワインをご紹介します。
このワインをつくるのは、NZの名門「クラウディ ベイ」。このワインは、クラウディベイの上級キュベである「テココ」です。
早飲みのイメージのあるソーヴィニヨン・ブラン種を使いながらも、このワインは熟成させてこそ味わい深くなるようにつくられています。香りも味わいもフルーティーという言葉だけで表現できるものではなく、複雑で奥行きのある旨みがあり、重厚感も感じられます。
またこのワインには、厳しい選果を潜り抜け条件を満たしたぶどうのみが使用され、発酵は野生酵母のみ、熟成にはオーク樽を使用するなど、手間暇をかけて醸造・熟成がされています。
召し上がるときも、いつもの白ワインよりは少し温度を上げて、ゆっくりと時間をかけて飲むと良いでしょう。
ワイナリー名 | クラウディベイ |
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品種 | ソーヴィニヨン・ブラン |
産地 | マールボロ |
希望小売価格 | 8,140円(税込) |
アタランギ クレイグホール シャルドネ 2018
続いては、NZの老舗ワイナリー「アタランギ」のリッチなシャルドネをご紹介します。
アタランギは、ブルゴーニュと気候や土壌の条件がよく似ているとされる北島ワイララパにある「マーティンボロ」という地域にあります。
こちらのワインには、樹齢30年を超える古木から収穫されたぶどうが使用され、発酵後は1年間樽熟成させるなど、丁寧につくられています。
また「アタランギ」とは、マオリ語で「新しいはじまり」という意味を持ちます。なにかをスタートさせるタイミングや、新しい出発を祝う際にもぴったりなワインですね。
ワイナリー名 | アタランギ |
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品種 | シャルドネ |
産地 | マーティンボロ |
希望小売価格 | 6,600円(税込) |
ペガサスベイ ピノ・ノワール 2020
赤ワインは、優しい味わいと、濃い味わいが好きな方に分かれます。お父さんが優しい味わいの方が好みであれば、ピノ・ノワールがおすすめです。
NZのピノ・ノワールはフルーティーな味わいが魅力で世界中から愛されています。
そして、このワインをつくるのはNZ南島を代表するワイナリー「ペガサスベイ」です。
このワインは、全房発酵(全体の25%)されており、野生酵母で発酵を行っています。その他にもフリーラン(自重で自然に分けられた果汁)と、プレスラン(圧搾機などで圧力をかけて搾り出す果汁)を分けて樽熟成させるなど、こだわりがぎっしり詰まった特別感のあるピノ・ノワールです。
ワイナリー名 | ペガサスベイ |
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品種 | ピノ・ノワール |
産地 | ワイパラ・ヴァレー |
希望小売価格 | 8,800円(税込) |
プリリヒルズ クレヴドン エステート2017
そして、濃いめの赤ワインが好きというお父さんには、濃厚で凝縮感のあるワインを贈りましょう。
「プリリヒルズ」は、2020年版の「THE REAL REVIEW」で見事1位となったワイナリー。そして、この「クレヴトン」は、まろやかで濃厚、凝縮した旨みを持つフルボディのワインです。
しっかりとした酸味とタンニンが感じられ、まろやかな口当たりが特徴です。樽熟成によって生み出される濃密な風味は、濃いめの赤ワインが好きという方にとってはたまらない味わいです。
こちらのワインには、上質なお肉を使った料理がよく合います。
ワイナリー名 | プリリヒルズ |
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品種 | メルロー62% カルメネール15% マルベック13% カベルネフラン10% |
産地 | オークランド |
希望小売価格 | 6,600円(税込) |
名門ワイナリーのピノ2本セット
最後にNZのワインセットをお探しの方には「名門ワイナリーのピノ2本セット」がおすすめです。こちらは、NZを代表する名門ワイナリー「フェルトンロード」と「クラウディ ベイ」がつくる、ピノ・ノワールが楽しめるセットです。
ピノ・ノワールが好きというお父さんや、NZトップクラスのワイナリーの味わいを体験したいという方にぴったりです。
「フェルトンロード」は、南島セントラル・オタゴの代表格。彼らの登場により、NZのピノ・ノワールが世界レベルであることが知られるようになりました。「クラウディ ベイ」は、世界にNZワインの名を轟かせた立役者で、その品質の高さは目を見張ります。
エレガントで上質な香りと味わいが楽しめる2本となっています。
販売価格:¥13,916(税込)
ボクモワインでは、その他にも父の日ギフトを販売しています。ぜひ、チェックしてみてください。
父の日の由来や、贈り物の定番は?
日本だけでなく世界でも祝われている父の日。でも、その誕生の由来は意外とあまり知られていません。
父の日が祝われるようになったのは、アメリカのある一人の女性の行動がきっかけでした。
ワシントン州のソノラ・スマート・ドットの父は、南北戦争から復員後、男手一つで6人の子ども達を育てあげました。そして、6人兄弟の末っ子であるソノラが「母親に感謝を伝える母の日があるならば、父の日も同じ様にあるべきだ」と1909年に牧師協会に嘆願し、同年6月には父の日の式典が開催されたのでした。
その後、1916年には第28代アメリカ大統領ウッドロー・ウィルソンが父の日の演説を行ったことで広まり、1966年に第36代アメリカ大統領リンドン・ジョンソンが、現在の6月の第3日曜に父の日を制定しました。
ちなみになぜ6月かというと、その月がソノラの父親の誕生月だったからです。
また、父の日の花についても少しご紹介します。母の日の贈り物の定番は、カーネーションですが、父の日に贈る花は黄色いバラが有名です。
父の日にバラを贈るというのは、他の国でも一般的だそうですが、黄色いバラを贈るのは日本独自の文化だといわれています。
まとめ
「ありがとう」と思っていても、その気持ちを素直に伝えるのはなんだか照れくさい。そんな人も多いと思います。父の日は、普段からの感謝を伝えるとても良い機会です。
ワインが好きなお父さんには、ぜひ特別なワインを用意して驚かせましょう。
そして、ワインを飲み終わったら、お父さんに感想やワインのこだわりを聞いてみるというのも良い時間になるかもしれません。
その感想を聞いた上で、次の年の父の日、また次の年とワインの交流を続けていくのも、きっと楽しいと思いますよ。