ソムリエおすすめのニュージーランドワイン専門店13選【2023年版】

近年、世界で急速に人気が高まっている「ニュージーランドワイン」。NZでのワインの生産量はここ10年で2倍に増え、いまや国の主要産業にもなりつつあります。日本でもじわじわと知名度が上がり、お店のワインコーナーで見かける機会も増えてきました。

NZ国旗とぶどう畑

しかし、まだまだイタリア、フランス、アメリカなどの有名な生産地と比べるとNZワインの生産量は圧倒的に少なく、世界でのシェア率はたったの1%程度。日本でも市場に出回る数がとても少ないので、普段よく行くようなお店で、“何種類ものNZワインの中からお気に入りの1本を見つける” なんてことが、なかなかできないのが現状です。

 

いざ「NZワインを飲みたい!」となっても、まだ酒屋さんやスーパーなどで取り扱いが少なく、簡単には手に入りにくいんですよね。

そんな時に便利なのが、「通販」のニュージーランドワイン専門店です。

インターネットで購入できるお店の場合、実店舗のみでワインを販売をするお店に比べ、低コストでワインを管理することが可能になります。その分、豊富な種類や十分な数の在庫を持つことができるので、たくさんの種類の中から好みのワインを選ぶことができます。

 

また、専門店にはそれぞれ取り扱うワインの個性があります。自分に合ったお店を見つけることができれば、NZワインをもっと気軽に楽しむことができるはずです。

ニュージーランドワイン専門店の選び方

ニュージーランドワインを取り扱うお店には、大きく分けて以下のような2種類のタイプのお店があります。 

  1. ニュージーランドワインだけを取り扱う専門店
  2. ニュージーランドワイン以外の国のワインも取り扱う店

1のようなお店は、NZワインに特化しているため、専門性が高く、珍しいワインを取り揃えている可能性があります。「NZワインだけを探している!」という人や、「もっとNZワインの魅力が知りたい!」という人におすすめです。

一方、2のようなNZワイン以外も取り扱いのある専門店は、他の生産国のワインも一度に注文できるので「色々な国のワインを同時に購入したい!」という方には、こちらのタイプのお店がおすすめです。

 

それぞれのお店の個性を知り、使い分けるのも良さそうですね。

それでは早速、お店の紹介にうつります。まずは、NZワインのみを専門に取り扱うお店を紹介していきます。

ボクモワイン

ボクモワイン

 

自分たちがやっているショップをまず最初にお伝えするのはどうなのかな…(笑)と思いつつ、でも、NZワインが好きな方にはぜひお知らせしたいので、ご紹介させて頂きます!

「ボクモワイン」は、本サイトの監修や名古屋のワインバー「ボクモ」の代表を務める岩須直紀が中心となって作ったNZワイン専門のオンラインショップです。

ボクモワイン同梱物

↑ボクモワインでワインをご購入いただくと付いてくる同梱物

ボクモワインでは、扱うすべてのワインに「ワインカード」を同梱しています。このワインカードには、香りや味わいなどのワインの特徴や、相性の良い食事の提案などが記されていますので、参考にしていただけたらと思います。裏面は、いつ飲んだのか、どんな味わいだったのかなどのメモが出来るようになっています。

また、初回購入の方にはオリジナルの冊子「NZワインガイド」を同梱します。親しみやすいけれど、奥も深い、そんなNZワインの魅力が伝わると良いなと思っています。

主な取り扱い銘柄 グレイワッキ、マヒ、キムラセラーズ、 ギブストン ヴァレーなど
配送料 680円〜
地域・季節により異なる 10,000円(税込)以上の購入で送料無料
問い合わせ先 ボクモワイン問い合わせフォーム

ボクモワイン

サザンクロス ワインクラブ

サザンクロス ワインクラブ

画像引用元:サザンクロス ワインクラブ

サザンクロスは、NZワイン専門のインポーター(輸入会社)。NZワインに特化したインポーターの直営店ということで、充実したランナップが魅力です。

新進気鋭のワイナリー「インヴィーヴォ」や、とことん手造りにこだわる「ブラッケン ブルック」、革新的で自由なワインづくりが話題の「ヴァンダル」など、幅広いジャンルのワインが楽しめます。

 

お得なワインの定期便や、飲み比べセットなどもあり、NZワインに初挑戦という方にもぴったりです。日本人醸造家・小山浩平さんのワインも買えますよ。

主な取り扱い銘柄 インヴィーヴォ、 グリーン ソングスなど
配送料 880円〜 地域により異なる 10,000円(税込)以上の購入で送料無料 (北海道・離島・沖縄は除く)
問い合わせ先 TEL: 03-6869-4011 問い合わせリンク

サザンクロス ワインクラブ

クラフトワインパーク

クラフトワインパーク

画像引用元:クラフトワインパーク

クラフトワインパーク、は日本ではまだそれほど知られていない、NZのプレミアワインを扱うインポーターのオンラインショップ。

記念日やプレゼント用に上質なNZワインを探している方にはうってつけです。

 

あまり市場に出回っていないレアなNZワインをお探しならばこのサイト。現地在住のスタッフが厳選したワインは、あまり市場に多く出回っていないものばかりです。

NZワインの 主な取り扱い銘柄  マン オー ウォー ヴィンヤーズ、ギブストンヴァレーワイナリーなど
配送料 900円〜、地域により異なる 45,000円以上の購入で 配送料無料。
問い合わせ先 問い合わせページ

クラフトワインパーク

SHUNABE(シュナベ)

シュナベ

画像引用元:SHUNABE

SHUNABE(シュナベ)は、NZに11年滞在歴のある阿部俊さんと、奥様の亜紀さんが営むNZワイン愛にあふれるお店です。阿部さんは、現地のワインクラブの入会をきっかけにNZワインに目覚め、日本に帰国後会社を立ち上げ、輸入や販売をスタートさせました。

現地で飲む状態に限りなく近い形でワインを届けたいという思いから、港にワインが到着後自ら輸送や管理を行うなど、徹底したこだわりでお客さまにワインを届けています。

 

シュナベでは、他ではなかなかお目にかかれない、NZの中でも珍しい品種のワインや手作り感あふれるプレミアムワインを得意としています。特別な日の1本をお探しならぴったりかも。

主な取り扱い銘柄 アルファドームス、 ユリカ エステートなど
配送料 全国無料
問い合わせ先 問い合わせページ

SHUNABE

大沢ワインズ オンラインショップ

大沢ワインズ

画像引用元:大沢ワインズ オンラインショップ

大沢ワインズ オンラインショップは、日本人の大沢泰造さんがオーナーを務めるワイナリーの直営ショップです。

大沢ワインズは、NZの北島のホークス・ベイにあるワイナリーで、自然環境に配慮した安心・安全なワインづくりを行っています。また、NZの特産品であるマヌカハニーやオーガニックティーなども販売しています。

 

滋賀県米原市多和田にある「English Garden ローザンベリー多和田」の中に、セラードアを再現した大沢ワインズのショップがあります。近くにお立ち寄りの際は、ぜひお店にも行ってみてくださいね。

主な取り扱い銘柄 大沢ワインズ
配送料 680円〜 地域により異なる 15,000円(税込)以上の購入で 送料無料
問い合わせ先 TEL: 0749-54-2344 問い合わせページ

大沢ワインズ オンラインショップ

リヴィナス【直販店】

リヴィナス

画像引用元:livinus

リヴィナスは、2021年まで8年間NZで過ごした竹澤優斗さんが代表を務める直販店です。

竹澤さんは、NZでは数多くのワイナリーを訪れたり、現地のワイナリーで働いた経験を活かし、選び抜いたワインを輸入しています。

 日本では、リヴィナスでしか買えないというワイナリーのワインや、珍しいワインを多数取り扱っています。

 

リヴィナスさんは山形県鶴岡市に本拠地を構えています。月に1度程度 ニュージーランドワインの会もやっているようですよ。

NZワインの 主な取り扱い銘柄 テ モトゥ、クーパーズクリーク
配送料 830円〜 、10,000円以上の購入で配送料無料
問い合わせ先 livinus.nzwine@gmail.com

リヴィナス

NZ BAR(ニューズバー)

NZ BAR

画像引用元:NZ BAR

NZ BAR(ニューズバー)は、東京都文京区にあるワインバー兼ワインショップ。店内の壁には、現地の生産者のサインがずらり。生産者ともしっかりと濃いつながりを持つ本格派のショップです。

ご注文はオンラインショップまたは、InstagramのDMから注文が可能です。

 

Instagramでも気軽に商品を注文ができるので便利ですね。

主な取り扱い銘柄 フェルトン ロード、 アタ ランギなど
配送料 一梱包あたり(12本)1,100円 5/1〜10/15までは全てクール便:1430円 ※一部地域を除く 21,000円(税込)以上の購入で送料無料
問い合わせ先 問い合わせページ

NZ BAR

Instagram(商品カタログ)

 

ここからは、NZワイン以外も取り扱いのあるショップのご紹介です。

オンライン ワッシーズ

ワッシーズ

画像引用元:オンラインワッシーズ

ワッシーズは、常時約8,000商品を取り扱うワインのオンラインショップ。中心はカリフォルニアワインですが、NZワインの取り揃えも充実しています。

 

品数が非常に豊富です。マールボロやホークス・ベイといった産地別でワインをソートできるのが嬉しいですね。現地に行ったことのある方なら「あの地方のワインはどれかな」と探すこともできます。

NZワインの 主な取り扱い銘柄 クラウディ ベイ、 リッポンなど
配送料 590円〜、地域によって異なる 50,000円以上の購入で 1梱包分送料無料
問い合わせ先 問い合わせページ

オンライン ワッシーズ

ワインショップ おたご屋

ワインショップ おたご屋

画像引用元:ワインショップ おたご屋

おたご屋は、ピノ・ノワールの有名産地である「セントラル・オタゴ」のワインをはじめ、幅広いNZワインを扱うショップ。

こちらのショップの店長であるソムリエのケニーさんに直接メールでワインをセレクトしてもらうことも可能です(詳細は、HPで直接ご確認ください)。

 

リーズナブルなワインから、本格的なものまで幅広く揃っています。現地のワイナリーを訪れたときの様子を綴ったブログなどもあり、「NZワイン愛」を感じるショップです。

NZワインの 主な取り扱い銘柄 フェルトン ロード、 ペレグリンなど
配送料 全国一律1,000円(沖縄・離島を除く) 10,000円以上の購入で 送料無料
問い合わせ先 問い合わせページ

ワインショップ おたご屋

エノテカ オンライン

エノテカオンライン

画像引用元:エノテカ オンライン

エノテカは日本全国に展開する、有名ワインショップです。NZワインは、非常にコスパが良いことで定評のある「シレーニ」や「ハカ」など、日本でも人気のワインを取り扱っています。

 

シレーニは、エノテカのセール対象銘柄になっている場合も多いので、安くなった時にまとめて買うのもいいですね!

NZワインの 主な取り扱い銘柄 シレーニ、ハカなど
配送料 1梱包あたり660円(726円 税込) 初回利用時、総額1万円以上など、 送料無料の条件あり。
問い合わせ先 TEL: 0120-81-3634 問い合わせページ

エノテカ オンライン

ポントヴィーニョ

ポントヴィーニョ

画像引用元:ポントヴィーニョ

ポントヴィーニョでは、当サイトで岩須がよくおすすめしている、「ヴィラマリア」のワインを輸入し販売しています。

ただし、こちらのショップは、木下インターナショナルのポルトガルワインの販売をメインにした通販サイトです。その中に、NZワイン「ヴィラマリア」があるので、ぜひ見つけてみてください。

 

品質と価格のバランスがとっても良いヴィラマリア。ギフトラッピングがついて20%オフというお得な赤白セットもGOOD!

NZワインの 主な取り扱い銘柄 ヴィラマリア、 エスクヴァレー
配送料 880円(北海道、沖縄を除く) 10,000円(税抜)以上の購入で 送料無料
問い合わせ先 TEL:03-3553-0721 問い合わせページ

ポントヴィーニョ

ワインカントリー

ワインカントリー

画像引用元:ワインカントリー

ワインカントリーは、岐阜駅から徒歩約8分の、NZワインをメインに取り扱うワインバーURACORK(ウラコルク)が運営するショップです。

カジュアルな価格帯のワインも豊富に取り扱い、お得なワインセットも魅力です。

 

オーナーさんは長くNZに住んでいらっしゃった方。ワインを気に入ったら実店舗のURACORKさんに行って、NZ談義に花を咲かせてみては。

NZワインの 主な取り扱い銘柄 アタ ランギ、 ミルトン ヴィンヤーズなど
配送料 1400円〜(一部地域除く)20,000円以上購入で送料無料
問い合わせ先 問い合わせページ

ワインカントリー

ワイン屋

ワイン屋

画像引用元:ワイン屋

ワイン屋は、オーストラリアとニュージーランドの「オセアニア」地域を専門とするショップです。

ワイナリーとの交渉やコンテナの手配、税関手続きなどを自社で行い、間接費用を削減し、低コストでのワインの販売を実現しています。NZワインの取り扱いは多くありませんが、オーストラリアのワインと組み合わせて購入ができます。

 

自社輸入ならではのコスパの高さが魅力です!

NZワインの 主な取り扱い銘柄 ワイパラ スプリング、 フォレスト エステートなど
配送料 840円 15,000円以上の購入で送料無料
問い合わせ先 TEL:(03)5348-2506 問い合わせページ

ワイン屋

まとめ

この記事では「ボクモワイン」をはじめ、NZワインが買える専門のオンラインショップ13店舗をご紹介しました。それぞれのお店に個性や特徴がありますので、ぜひ一度アクセスしてみてくださいね。

最近では日本でも少しづつ知名度が上がり、目にすることも増えてきたNZワイン。とはいえ、まだまだ他の国のワインと比べると取扱い店は少なく、探すのも一苦労することがあると思います。

 

そんな時は、この「NZワイン専門店」をまとめた記事を是非お役立てください!

NZワインの魅力が広く伝わり、もっともっとみなさんの身近な存在になると嬉しいです!

この記事の筆者

ボクモワイン
ボクモワイン編集部
ボクモワインの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆&編集しています。

この記事の監修

岩須
岩須 直紀
ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。
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