準備万端じゃない

ただいま支度をしています。

イベント出店のためです。

以前もお知らせしましたが、いよいよ明日と明後日の2日間、名古屋・鶴舞公園で開催されるワインのお祭り「ZIP-FM SAKURA WINE FESTIVAL」に、ニュージーランドワインのブースを出します。

僕にとってはだいぶ久しぶりのことなので、ちょっと緊張しつつ、あれこれ確認しつつ、段取りを組んでおります。

以前は「青空ワインバー」と称して、野外イベントによく出ていました。たぶん7,8回くらいは出店したんじゃないかな。

色んなミュージシャンをお呼びして、ブースの前で演奏をしていただいたりもしました。あれはホント楽しかった。

歴代のスタッフ、それからボランティアの方にも手伝っていただいて、準備から設営、撤収まで和気あいあいとやっていたなあ。まさに学園祭のノリ。

打ち上げで、心地よい疲労を感じながら飲むワインは格別でした。

その後、コロナ禍で営業スタイルが変わったりして、ここ数年はぱったりとイベント出店は途絶えていましたが、いよいよ今月、再始動です。

これまでの楽しく盛り上がればいいというのとは違い、今回は重要なミッションをひっさげての出店です。

そのミッションとは「名古屋の皆さんにニュージーランドワインの魅力を伝えること」です。

他のブースに日本ワイン、世界のワインがたくさん並ぶ中、ニュージーランド産をいかにアピールできるかが勝負です。

僕らのブースを通りかかった人が「ニュージーランドワイン」を目にする。

「へえ、ワインってニュージーランドでもつくってるんだ」となる。

「お祭りだし、ちょっと変わったものを飲んでみようか」

「なんだこれ、フルーティーで美味しいぞ!」

「今度からニュージーランド産、気にしてみよう!」

この流れをしっかりつくること。

つまり今回は「認知度アップ」が目的です。

そのために気をつけなければいけないのは、在庫切れです。途中で売るものがなくなってしまっては、たくさんの方に美味しさ、驚きを届けることができません。

よって、今回はかなり強気の仕入れをしました。グラスワイン用だけでなく、お持ち帰りのボトルの注文がガンガン入ったとしても、おそらく品切れは起こさないでしょう。

ただ、ずっと心配だったのが天気。今月に入ってから毎日、祈るように予報簿見ていましたが・・・

どうやら我々、日頃の行いが良かったようです!

名古屋の予報、3/30・31の両日とも晴れのち曇り。

予想最高気温、両日とも21℃。ナイスな陽気です。これはきっと、キリッと冷えた白、泡、ロゼがたくさん出るぞ!

よしこれで準備万端だ。

と思ったけれど、ちょっと待てよ。何かが足りない。

これまでよくイベント出店していたのは、僕が30代から40代前半だ。数年のブランクの間に変わったことと言えば・・・

そうだ。筋肉量の減少。疲れやすさ。すなわち僕の老化。

まずは、大量のワインの搬入。おそらく土・日で合計14時間くらい、延々とワインを注ぎ続けることになるでしょう。

そして、大量の空き瓶の搬出。

腕、腰、膝、アキレス腱。あらゆるところが心配だ。

準備で足りていないのは、そう、イベント出店のための体力作り、筋力トレーニングだったのだ。

むむ、今からでは間に合わぬぞ。とりあえずストレッチくらいの準備運動しておかねば。


PS

今朝、大雨の中、ワインの搬入をして来ました。案の定、階段で足がもつれて転びました。

日頃の行い・・・

この記事の筆者

岩須
岩須 直紀
ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。
ニュージーランドワインと多国籍料理の店「ボクモ」(名古屋市中区)を経営。ラジオの原稿書きの仕事はかれこれ29年。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。

一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ

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ボクモワイン代表 岩須直紀

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