ソムリエが推薦する
フルーティー系の白ワイン

ニュージーランドは、フルーツ感が強めの白ワインの宝庫。中でも、柑橘類の香りが特徴的な「ソーヴィニヨン・ブラン」は、国を代表する品種で、実にNZワインの生産量の3/4を占めます。


このページでは、そのソーヴィニヨン・ブランを中心に、特に「フルーティーさが際立つワイン」をソムリエがセレクト。価格帯別にご案内いたします。


食卓にフルーツの美味しさを加える気分で、味わいを想像しながら選んでみてください。

2,000〜2,999円のフルーティー系の白ワイン

ヴィラマリア プライベートビン ソーヴィニヨン・ブラン 2021

コストパフォーマンスに優れ、日本での人気も高いワイナリー「ヴィラマリア」の定番ソーヴィニヨン・ブラン。


グレープフルーツやライムの強い香りが特徴で、酸味は豊か。後味のドライハーブのようなニュアンスも心地よいです。


和食、サラダ、揚げ物との相性が良く、普段使いにぴったり。食卓に1本置いておきたい白ワインです。

パリサーエステート ペンカロウ ソーヴィニヨン・ブラン 2020

サステイナブルなワインづくりのパイオニアと言われるワイナリー「パリサーエステート」から。


このソーヴィニヨン・ブランは、パッションフルーツとハーブの香りが特徴的で、上記のヴィラマリアと比べると、味わいにやや厚みが感じられます。


魚介類はもちろん、鶏肉や豚肉料理とも相性が良い白ワインだと思います。

インヴィーヴォ X サラ・ジェシカ・パーカー ソーヴィニヨン・ブラン 2020

ボクモワインでの売れ行きも、飲食店でのお客さまからの反応もとても良いのがこちらのソーヴィニヨン・ブラン。


女優サラ・ジェシカ・パーカーがワインメイクに携わったこのワインは、非常にキャッチーな香りと味わいとなっています。


グラスに注いだ瞬間から、マンゴーやパッションフルーツの良い香りが広がり、飲むとドライハーブの爽快さを感じます。


NZらしいフルーツ感満載のワインですが、あくまでも辛口ワインなので、お食事との相性もとても良いです。

3,000〜4,999円のフルーティー系の白ワイン

大沢ワインズ フライングシープ ゲヴュルツトラミネール 2014

驚くほどの「ライチ」の香りがあるワイン。エキゾチックな南国フフルーツがお好きな方には、ぜひお薦めしたいです。


滋賀県に本拠地を置く大沢ホーディングスのワイナリー「大沢ワインズ」はニュージーランドでは温暖なエリア「ホークス・ベイ」にあり、赤も白も厚みがあってコクが強めのワインを生み出しています。


タイ料理、ベトナム料理、カレーなどとの相性が抜群の白ワインです。

キムラセラーズ マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン 2021

ニュージーランドで実直なワインをつくり続ける木村滋久さんによるソーヴィニヨン・ブランの最新作。


様々な柑橘類の良い香りが入り混じっていますが、どことなく柚子やかぼすのような和柑橘も感じられます。


鯛の塩焼きやアジフライなどにぴったり合います。


青空の下での乾杯も似合うワインですね。

グレイワッキ ソーヴィニヨン・ブラン 2020

グレイワッキのケヴィン・ジュッド氏は、ニュージーランドで40年近くワインづくりをしてきたNZワイン界の生き字引的存在。


熟練の技でつくられるこのソーヴィニヨン・ブランは、NZワインらしい豊かな果実味が表現されていながら、滑らかで調和のとれたバランスとなっています。飲み込んだ後に残る旨みの余韻は長いです。


フルーツの強さだけではない、上品な味わいを求めている方には特にお薦めしたいワインです。