ロンドンの有名デパートハロッズで、UMF31+のマヌカハニーにNZ$2700(日本円で約18万)の値段がつけられ話題になっています。この地球上に存する最も高価な食品の一つに。発売前にすでに予約が入り、1000個限定もそんなに時間がかからないまま、売り切れとなるかもと予想されています。
マヌカハニーとは
ニュージーランドではたくさんの種類のはちみつが獲れますが、その中でも一番有名なのがマヌカハニー。ニュージーランドに自生するマヌカの木の花から採取されます。
はちみつ自体、喉に良い、殺菌効果があるなどとされていますが、このマヌカのはちみつは特に抗菌効果が高く、ニュージーランドでは代替医療としても使われているほど。風邪の予防、喉の痛み、傷、口内炎などにも効果があります。
このマヌカハニーの抗菌活性を示す数値をUMF – Unique Manuka Factor(ユニークマヌカファクター)と呼んでいます。ニュージーランド・ワイカト大学のピーター・モラン博士がマヌカハニーの研究チームを立ち上げ、マヌカハニーの持つ抗菌作用をUMFとして数値化することを考案しました。
一番一般的に販売されているものがUMFが5+。これはUMFが5〜10で、日本では3000円程度で購入可能。UMF15+(UMFが15~20)になると医療用にも使用され、かなりの効果が期待できるとされています。
マヌカハニーは高価なため、近年偽物が出回り問題になりました。一時は、世界で発売されている8割のマヌカハニーが、安価なはちみつに少量のマヌカハニーを混ぜただけの偽物と推定されたほど。そこでニュージーランドから輸出されるマヌカハニーはすべて、厳しい検査を受けることに。2018年1月5日以降は5項目の厳しいテストをパスしたものだけが、マヌカとして販売されています。
驚異の31+
マヌカは花を咲かせる期間が短いため、とれる量も限られています。その上、UMF20+ともなるとマヌカの中でもわずか数パーセント。どれだけUMFの高いはちみつがとれるかは、自然の力次第。そんな中、UMF31+と言う史上最高の、驚異的な数値のマヌカハニーが2017年に採取されました。
このマヌカハニーを世に送り出したのは、、ノースランドのアヒパラにあるThe True Honey Co.。他の蜜がまざらないよりピュアなマヌカハニーを採取するため、試行錯誤を繰り返したそうです。「このマヌカハニーの中には他の蜜がほとんど入っていない、信じられないくらいピュアなマヌカハニーだ」と、The True Honey Co.の代表、Jim McMillanが語っています。
実はNZ国内ではお値打ちに購入可能!
ハッロッズでは18万円ほどで売られているこのマヌカハニー、実はThe True Honey Co. の公式サイトから購入可能。しかも、かなり安い・・・!
→ 1700+ MGO Rare Harvest – The True Honey C
UMF31+のマヌカハニーがこの先採取できる保証はありません。もしかしたら最初で最後になるかも・・・?!それゆえ、かなり価値のあるコレクターズアイテムになりそう。
はちみつは糖度が高く、菌が繁殖できないため、正しく保管されていれば痛むことなく、かなりの長期にわたって保存が可能。将来的には2倍、3倍に価格が上がるかもしれません・・・!
ちなみにマヌカハニーは、このサイトの監修者であるソムリエ・岩須さんのお店「ボクモ」でも買えますよ!
なんと岩須さんのいとこがマヌカハニーを日本に輸出するビジネスをしているんです。
詳しくはお店で!
→ ボクモ