
ニュージーランドで64歳の女性が出産!めでたくママになりました!
政府の公式記録によると、ここ3年間で約30人の50代の女性が出産したとのこと。また、1988から2019年の間に出産した女性の最高齢は57歳でした。64歳の女性が出産したことで大きく記録が塗り替えられることに!
ジョージアで体外受精、NZで出産
ニュージーランドはもちろん、多くの国では高齢の女性が体外受精によって子供持つ環境が整っていません。そこで女性は昨年12月にジョージアに渡り、24歳女性の卵子と、31歳男性の精子の提供をうけ、体外受精で無事妊娠。ジョージアにとどまる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ニュージーランドに帰国。
女性はシングルマザーとして3.3kgの元気な男の子を出産。ちなみにこの女性にはすでに4人の子供、3人の孫がいるので、孫よりも子供が若いということに!
この女性は、医学が発達した現在において高齢の女性が子供を持つことは、もっと受け入れられるべきではと訴えています。
また女性は
女性は長生きです。また初めて体外受精で赤ちゃんが産まれた時はかなりセンセーショナルなニュースでしたが、40年たった今ではすっかり普通の事です。私は60代ですが、近い将来50代の女性が子供を持つことが普通になるのではと思っています。
と語っています。
出生率は過去最低、NZの出産事情
ニュージーランドでは今年10月までの一年間で57,750人の赤ちゃんが誕生。これは前年に比べ1,335人減少、出生率は記録史上過去最低の1.63となりました。
また昨年のリサーチによると、ここ16年間で30歳以下で出産する女性の数は減少傾向。逆に30歳以上での出産が増加傾向にあります。ニュージーランドでも出産の高齢化が進んでいます。
データによると、父親は母親よりも1〜2歳年上なのが一般的。2018年は25%の父親が母親よりも1〜2歳年齢が上だったというデータが出ているそうです。
ちなみに世界では2019年、インドで双子の女の子を74歳で出産した女性が最高齢。医学の発達とともに、出産を取り巻く事情にも変化が見られますね。