コレクション: スカウトワインズ
2017年に設立されたスカウトワインズ(Scout Wines)は、世界各地で13年以上のワイン造りの経験を持つサラ・アダムソンによって運営されています。
彼女は2004年から世界中のワイン産地に携わり、偉大なワインを学び、理解するために各地を旅し、沢山のワインメーカーとともに働き、今のワインスタイルや味わい、考えに大きな影響を受けました。
そんなサラによるワイナリー、スカウトワインズは、昔ながらのワインスタイルを現代の風味にアレンジすることを重視。
特にセントラル・オタゴで育まれる美しい果実と興味深い区画の畑を活かし、添加物やテクノロジーに依存することなく、風味豊かなワインを醸造しています。
白ワインは全房で圧搾し、野生酵母によって醗酵、澱と共に熟成を進めています。一方、赤ワインは手摘みで収穫し、野生酵母で発酵。マセラシオンは長めに行いますが、抽出過多を避けるためにプランジングは最小限に抑えています。熟成には様々なサイズのフレンチオーク樽を使用し、新樽の比率は極めて少なく、果実の純粋さを保っています。
ワイナリーの名前は、Harper Leeの名作『To Kill a Mockingbird(アラバマ物語)』からインスピレーションを受けており、その主人公、ジーン・ルイーズ・フィンチが持つ「質問と観察」の精神がワイン造りにも反映されています。