ヴァリ ヴィンヤーズ ワイタキ シャルドネ 2023
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シャブリ的ワイタキシャルドネ

シャブリがお好きな方へ
このワインを初めて飲んだとき、かなり驚きました。NZでこれほどシャブリに近い、凜とした1本に出会ったことがなかったから。
個人的に思うシャブリの良さは「素っ気なさの奥にある、芯の通った凜とした佇まい」。あの静かな存在感に、何度も惚れ直してきました。
その感動が、ニュージーランド南島にもあったのです!
お値段は少々張ります。でもこの個性は、もしあなたが「シャブリファン」かつ「NZファン」であるならば、ぜひじっくりと味わっていただきたい。きっと、心が動くはずです!
なぜ「NZのシャブリ」と呼ばれるのか
シャブリの個性を決める要素は、独特の土壌、冷涼な気候、シャルドネという品種の組み合わせです。
NZのワイタキ・ヴァレーは厳密に言えば、シャブリのキンメリジャン泥灰土とは違いますが、石灰岩と泥灰土を含むという点では共通しています。
そして、こちらは隣のセントラル・オタゴよりも生育度日数が30%少ない、極めて冷涼な気候です。
この組み合わせで作ったシャルドネが、独特の引き締まったニュアンスをつくりだしています。
著名なマスター・オブ・ワイン、ボブ・キャンベルはワイタキのシャルドネについて「プルミエ・クリュ・シャブリを凌ぐ」と感じた例があると評しています。
産地「ワイタキ・ヴァレー」について
ワイタキ・ヴァレーは、ニュージーランド南島のノース・オタゴに位置する、比較的新しいワイン産地です。初ヴィンテージは2004年。セントラル・オタゴからさらに北東、太平洋に近い内陸部に広がる渓谷地帯です。
サザンアルプスの雨陰に守られた乾燥した気候でありながら、夜間の冷え込みが強く、ブドウの成熟はゆっくりと進みます。
ここワイタキのシャルドネは収穫が遅く、5月に入ってから摘まれることも珍しくありません。この長い「ハングタイム」が、凝縮したフレーバーと高い酸度をワインにもたらしているというわけです。
著名産地セントラル・オタゴとは、明らかに異なる個性を持つ産地と言えるでしょう。
畑について
ヴァリが手がけるワイタキの畑は、複数の近隣グロワーからの果実で構成されます。植樹12年、栽培密度4,167本/ha。収穫は毎年4月末から5月にかけて、手摘みで行われます。
ワインのつくり
収穫した小房は全房圧搾。圧搾果汁を均質化した後、直接フレンチオーク樽へ移送します(新樽23%)。高固形分のまま樽発酵させることで、複雑な香りが生まれます。
マロラクティック発酵まで毎週バトナージュを行い、そのまま11ヶ月熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。総生産量は極めて少量です。
自然な澱が生じる場合があります。
テイスティングコメント
色は明るいグリーンゴールド。透き通るような輝きがあります。
香りはレモンジュース、グリーンアップル、キャンディードゼスト、そして高固形分発酵由来の独特のセイボリーノート。時間をおくとヘーゼルナッツのニュアンスが奥からやってきます。
口に含むと、引き締まった中盤のテクスチャーと酸が調和し、塩気が余韻に長く残ります。クリーミーでありながら、重くならない。強度と繊細さが共存し、果実のピュアさが核にある1本です。
ちょうどよい温度は10〜12℃。今すぐ楽しめますが、12年以上の熟成ポテンシャルを持っています。
おすすめのペアリング
海鮮とあわせると満足度がさらに高まります。蟹や海老、牡蠣やホタテなどは抜群の相性をみせます。
甲殻類・貝類なら、ずわい蟹のグリル、帆立のムニエル(バターソース)。ワインの塩気とクリーミーなテクスチャーが蟹・貝の旨みと見事に呼応します。
濃厚な魚介なら、白子の天ぷら。リッチな旨みとワインのミネラル感が重なります。
和食なら、ブリの塩麹焼き。発酵の旨みと酸のバランスが面白いペアリングです。
ワイナリー「ヴァリ ヴィンヤーズ」について


彼らのワイン造りの中心にあるのは、「土地の個性をそのままボトルに詰め込むこと」。同じブドウ品種であっても、育つ場所(気候や土壌)によって驚くほど味わいが変わる面白さを、ワインを通じて伝えています。
世界が認める「2人の天才醸造家」
ヴァリの最大の強みは、世界クラスの実力を持つ2人の醸造家がタッグを組んでいる点です。
グラント・テイラー(創業者)

ニュージーランドを代表する先駆者です。ロンドンの世界的なコンクールで、前人未到の「最優秀ピノ・ノワール賞」を4回も受賞した、世界で唯一のレジェンド醸造家です。
ジェン・パー(共同醸造家)

2015年に加わった実力派。アメリカ出身で国内外で豊富な経験を持ち、ニュージーランドの「最優秀醸造家賞」にも輝いたことのある素晴らしい才能の持ち主です。
個性が全く異なる「4つの畑」
ヴァリでは、主に赤ワインの王様「ピノ・ノワール」を中心に、白ワインの「シャルドネ」や「ピノ・グリ」、「リースリング」などを造っています。彼らが手がける4つの地域(畑)は、それぞれ全く異なるキャラクターを持っています。
ギブストン

特徴
とても涼しく、ブドウが一番ゆっくり時間をかけて育つ場所です。
味わい
じっくり熟すことで、エレガントで上品、かつ複雑で繊細な味わいになります。珍しい「オレンジワイン」もここで造られています。
バノックバーン

特徴
ギブストンからわずか20kmですが、より温かいエリアです。
味わい
色が濃く、力強い果実味と、程よい渋みが骨格を作る、パワフルなワインになります。
ベンディゴ

特徴
常に日当たりが良く、熱を蓄えやすい温かい畑です。
味わい
「人懐っこい野獣」と表現されるほど、濃厚でリッチ、そしてふくよかでボリューム感のある味わいが特徴です。
ワイタキ

特徴
2004年から始まった新しい産地。フランスの高級産地ブルゴーニュと同じ「石灰岩」の土壌です。
味わい
まるで香水のような華やかな香りと、きりっとした透き通るような酸味、ミネラル感が特徴。特にシャルドネは絶品とされています。
ヴァリ・ワインは、ニュージーランドの大自然と、類まれなる2人の職人の技が融合して生まれたワイナリーです。
難しい専門知識がなくても、「畑ごとの飲み比べ」
産地ワイタキヴァレーについて
ワイタキヴァレーは、太平洋から40kmに位置し、山々に囲まれた特徴的な地形を持ちます。
この地域は、ワイタキ川沿いの約20kmの範囲に広がっていて、その北向きの斜面がぶどう栽培に非常に適しています。また、気候条件はセントラル・オタゴに類似しています。
そして特筆すべき点は、その独特の土壌構成です。水はけの良い高い河川礫と、古代の石灰岩層が交互に堆積していて、これがこの地域のワインに独自の風味をもたらします。
ワイタキバレーのワインは、オタゴ地方の典型的な特徴を保ちつつも、この地域特有のテロワールがワインに反映され、独自の個性を持っています。

ヴァリ ヴィンヤーズ ワイタキ シャルドネ 2024(Valli Vineyards Waitaki Chardonnay 2023)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ワイナリー名 | ヴァリ ヴィンヤーズ |
| 生産国 | ニュージーランド |
| 産地 | ノースオタゴ(ワイタキヴァレー) |
| 種類 | 白 |
| ぶどう品種 | シャルドネ |
| ヴィンテージ | 2023 |
| アルコール度数 | 13.0% |
| 容量 | 750ml |
| その他 | |
| 備考 | スクリューキャップ |
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