ヴァリ ヴィンヤーズ ベンディゴ ピノノワール 2023
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濃密&複雑ピノ

畑について
ヴァリ ヴィンヤーズは、セントラル・オタゴのいくつものサブリージョンに畑を持ち、それぞれの土地の個性をワインで表現しています。ギブストン、バノックバーン、ピサ、そしてベンディゴ、それぞれのピノ・ノワールは、同じ醸造家の手による同じ品種でありながら、驚くほど異なる顔を持っています。
その中で、最もパワフルな個性を持つのがベンディゴです。
セントラル・オタゴのダンスタン湖北東に位置するベンディゴは、特に温暖乾燥なサブリージョンとして知られています。
ダンスタン山脈の西側斜面に広がり、日照量が豊富で熱を蓄えやすい地形です。ベンディゴのピノ・ノワールは、その豊かさとパワーから「親しみやすい野獣」と表現されることもあります。
ヴァリがベンディゴで使用するのは、ゼブラ・ヴィンヤードという畑。こちらはチャイナマンズ・テラスという段丘に位置します(19世紀のゴールドラッシュの時代に中国人の金鉱夫たちが暮らしていたことに由来する地名)。
ヴァリの創業者グラント・テイラーは、ベンディゴで関わった5つのサイトの中からこのチャイナマンズ・テラスを特に気に入り、ワインを造り始めました。
2005年植樹、栽培密度4,545本/ha。生産量は2,045ダースです。
ワインのつくり
収穫は3月29日、4月4日・6日・9日・24日の5回に分けた丁寧な手摘み。全房40%を使用(ヴァリの4本の中で最多)。発酵最高温度33度、23日間。フレンチオーク樽で11.5ヶ月熟成(新樽26%)。無清澄・クロスフロー濾過で瓶詰め。
評価
Sam Kim(Wine Orbit)97点、James Suckling 95点、Cameron Douglas MS 95点、Robert Parker's Wine Advocate 95点(Erin Larkin、「2026〜2038年」)、Candice Chow 95点、Stephen Wong MW 94点。Michael Cooper 5つ星。Dish Magazine Pinot Noir Tastingゴールドメダル。
テイスティングコメント
色は深いガーネット。見るからに凝縮感があります。
香りはブラックベリー、アメリカンチェリー、プラム。ローズマリーとダークチョコレートのニュアンスが重なり、複雑な印象。香りの強さもしっかりです。
口に含むと、ダークフルーツ、スパイス、うまみが重なり、鮮やかな酸の流れに包まれます。シルキーで豊かなテクスチャー。きめ細かいタンニンが口の中で積み重なり、長く記憶に残るフィニッシュ。若いうちから近づきやすく、15年以上の熟成ポテンシャルを持っています。
今飲む場合は、抜栓後2時間以上のデカンタをおすすめします。ちょうどいい温度は16〜18℃。
おすすめのペアリング
ジビエがベストマッチです。脂少なめの牛肉もよく合います。うなぎ+山椒も良いペアになりそう。チーズなら熟成コンテなど。
ジビエ・煮込み系なら、猪・鹿の煮込み、牛ほほ肉の赤ワイン煮込み。野性的な旨みとワインの複雑さが深く共鳴します。
牛肉なら、ローストビーフ(わさび醤油)。脂よりも赤身の旨みで受け止めるたいところ。ステーキもいいですが、煮込みやローストがより向いています。
和食なら、鰻の蒲焼き(山椒たっぷり)。山椒の痺れる苦みとワインのダークな果実感が面白い対話をします。
チーズなら、熟成コンテ(18ヶ月以上)、ミモレット(熟成)、熟成ゴーダ。旨みの凝縮したタイプが特によく合います。
ワイナリー「ヴァリ ヴィンヤーズ」について


彼らのワイン造りの中心にあるのは、「土地の個性をそのままボトルに詰め込むこと」。同じブドウ品種であっても、育つ場所(気候や土壌)によって驚くほど味わいが変わる面白さを、ワインを通じて伝えています。
世界が認める「2人の天才醸造家」
ヴァリの最大の強みは、世界クラスの実力を持つ2人の醸造家がタッグを組んでいる点です。
グラント・テイラー(創業者)

ニュージーランドを代表する先駆者です。ロンドンの世界的なコンクールで、前人未到の「最優秀ピノ・ノワール賞」を4回も受賞した、世界で唯一のレジェンド醸造家です。
ジェン・パー(共同醸造家)

2015年に加わった実力派。アメリカ出身で国内外で豊富な経験を持ち、ニュージーランドの「最優秀醸造家賞」にも輝いたことのある素晴らしい才能の持ち主です。
個性が全く異なる「4つの畑」
ヴァリでは、主に赤ワインの王様「ピノ・ノワール」を中心に、白ワインの「シャルドネ」や「ピノ・グリ」、「リースリング」などを造っています。彼らが手がける4つの地域(畑)は、それぞれ全く異なるキャラクターを持っています。
ギブストン

特徴
とても涼しく、ブドウが一番ゆっくり時間をかけて育つ場所です。
味わい
じっくり熟すことで、エレガントで上品、かつ複雑で繊細な味わいになります。珍しい「オレンジワイン」もここで造られています。
バノックバーン

特徴
ギブストンからわずか20kmですが、より温かいエリアです。
味わい
色が濃く、力強い果実味と、程よい渋みが骨格を作る、パワフルなワインになります。
ベンディゴ

特徴
常に日当たりが良く、熱を蓄えやすい温かい畑です。
味わい
「人懐っこい野獣」と表現されるほど、濃厚でリッチ、そしてふくよかでボリューム感のある味わいが特徴です。
ワイタキ

特徴
2004年から始まった新しい産地。フランスの高級産地ブルゴーニュと同じ「石灰岩」の土壌です。
味わい
まるで香水のような華やかな香りと、きりっとした透き通るような酸味、ミネラル感が特徴。特にシャルドネは絶品とされています。
ヴァリ・ワインは、ニュージーランドの大自然と、類まれなる2人の職人の技が融合して生まれたワイナリーです。
難しい専門知識がなくても、「畑ごとの飲み比べ」
産地セントラル・オタゴについて
国内最南端の産地「セントラル・オタゴ」は、ピノ・ノワールの名産地として知られ、ブルゴーニュ、オレゴンと並び「世界三大ピノ・ノワールの産地」とも呼ばれています。
ピノ・ノワール以外では、アロマティックな白ぶどうの栽培に力を入れています。この地域はNZのワイン産地の中で、唯一の半大陸性気候であり、1日の寒暖差が大きく、冷涼で非常に乾燥しているという特徴があります。
また、小規模ワイナリーの宝庫でもあり、風光明媚な町クイーンズタウンを拠点としたワイナリーツアーも人気です。

ヴァリ ヴィンヤーズ ベンディゴ ピノ・ノワール 2023(Valli Vineyards Bendigo Pinot Noir 2023)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ワイナリー名 | ヴァリ ヴィンヤーズ |
| 生産国 | ニュージーランド |
| 産地 | セントラル・オタゴ |
| 種類 | 赤 |
| ぶどう品種 | ピノ・ノワール |
| ヴィンテージ | 2023 |
| アルコール度数 | 13.5% |
| 容量 | 750ml |
| その他 | |
| 備考 | スクリューキャップ |
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