テラ・サンクタ シングル・ビーチ ピノ・ノワール 2022
これぞオタゴの上質ピノ
当店では、いつも心が躍るような新着ワインをご紹介していますが、今回は、試飲して実際に踊りだしてしまいそうなワインをご案内します。
僕は個人的にピノ・ノワールが大好きなんですが、ピノと言っても多種多様。
濃厚なもの、繊細なもの、明るいもの、深みのあるもの、親しみやすいもの…その中でも、僕が惚れ込むのは「薄く、やや暗く、奥行きが深い」タイプのピノです。
そしてついに、そんなワインが久々に手元に届きました。これは、踊るしかありません。
生産者は「テラ・サンクタ 」の拠点は、南島の最も南のワイン産地セントラル・オタゴです。
ここはフェルトン・ロードやプロフェッツ・ロックなど、1万円オーバーのワインも多く生み出されるピノの銘醸地。
その中でも温暖かつ乾燥したサブリージョンとして知られる「バノックバーン」にテラ・サンクタはワイナリーと畑を構えています。
彼らがつくるピノ・ノワールは、サブリージョン名がつけられた「バノックバーン ピノ・ノワール」がベーシックライン。
その上位のキュヴェとして、畑の名前がつけられたシリーズがあります。
この「シングル・ビーチ ピノ・ノワール」はシングル・ビーチという畑で採れたぶどうのみを使っています。
ここで言うシングルとは「Single」ではなく「Shingle」。小さな石や礫(れき、細かい丸い石)を意味します。Beachは海岸という意味もありますが、河岸を指す言葉でもあります。
つまり、Shnigle Beachは、カワラウ川の岸近くの「小さな石だらけの河岸にある畑」となるわけです。
土壌は片岩と石灰岩。日照量がたいへん豊富。早い日の出と遅い日没を最大限に活かすことができる条件が整っています。
ぶどうの収穫はなんと5月(北半球で言えば11月に収穫しているようなもの)。それだけ長い時間をかけて、じっくりと熟成させたぶどうを使って、野生酵母で発酵。亜硫酸の添加は瓶詰前にごく少量のみです。
では、試飲の印象を。
外観は明るさがあります。豊富な日照量のピノにしては、濃すぎない外観と言ってよいと思います。
香りは、赤いベリーと黒いベリーの両方、それにプラム、スパイスの香りがしっかり感じられます。
口に含むと一瞬でこのワインの美しさがわかります。
ニュージーランドらしいフルーツの風味がまず最初に、そこからナツメグ、クローブ、腐葉土のニュアンスが追いかけてきます。森の中で熟した果実と濡れた土を両方感じている。そんなイメージが浮かびます。
これはまさに、セントラル・オタゴのピノ・ノワールの完成形ではないか、とも思える甘美な味わいです。
年に何回か、言葉で説明することに限界を感じるワインに出会いますが、まさにこのワインがそれに当たります。
単体で飲みたいほどにうっとりするワインですが、食事とあわせるならば、鴨、牛、ラムなど上質なお肉のステーキや煮込みが最適です。バルサミコのソースや赤ワインのソースなどがさらに相性を高めてくれるでしょう。
ぜひ、特別な日にゆったりとした気持ちで味わってください。
ワイナリー「テラ・サンクタ」について
テラ・サンクタは、セントラル・オタゴで4番目に設立された歴史あるワイナリーです。
創業者のサラ・エリオットとマーク・ウェルドンは、1988年に最初に植えた「サンクタ」を含む4つの畑が、それぞれ異なる土壌と立地の特徴を持ち、素晴らしいワインを生み出す可能性を見出しました。
現在は、カリフォルニアやニュージーランドで経験を積んだアンドリュー・キーンリーサイドが醸造責任者を務めています。
テラ・サンクタがあるバノックバーンは、セントラル・オタゴ唯一のG.I.です。気候は砂漠のように乾燥しており、ブドウは酸を保ちながら健全に熟成します。また、北向きの畑と3つの山脈が、ブドウ栽培に適した環境を提供しています。
代表的な「サンクタ・ヴィンヤード」は1991年に設立された、バノックバーンで最初のブドウ畑です。この畑は、立地や条件が優れており、複雑で長期熟成可能なワインを生み出しています。
彼らのワインは、ボブ・キャンベルやジェームス・サックリングなどの著名な評論家からも高い評価を受けています。
産地セントラル・オタゴについて
国内最南端の産地「セントラル・オタゴ」は、ピノ・ノワールの名産地として知られ、ブルゴーニュ、オレゴンと並び「世界三大ピノ・ノワールの産地」とも呼ばれています。
ピノ・ノワール以外では、アロマティックな白ぶどうの栽培に力を入れています。この地域はNZのワイン産地の中で、唯一の半大陸性気候であり、1日の寒暖差が大きく、冷涼で非常に乾燥しているという特徴があります。
また、小規模ワイナリーの宝庫でもあり、風光明媚な町クイーンズタウンを拠点としたワイナリーツアーも人気です。
テラ・サンクタ シングル・ビーチ ピノ・ノワール 2022(Terra Sancta Shingle Beach Pinot Noir 2022)
項目 | 内容 |
---|---|
ワイナリー名 | テラ・サンクタ |
生産国 | ニュージーランド |
産地 | セントラル・オタゴ |
種類 | 赤 |
ぶどう品種 | ピノ・ノワール |
ヴィンテージ | 2022 |
アルコール度数 | 13.0% |
容量 | 750ml |
備考 | スクリューキャップ |
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