タッティー・ボグラー シャルドネ 2019
限定入荷 希少シャルドネ
開店以来、これまで250銘柄以上のニュージーランドワインを扱ってきましたが、このワインは当店初の「ワイタキ・ヴァレー」産です。
ワイタキ・ヴァレーは南島のオタゴ地方の地区です。オタゴ地方と言えば、重要ワインリージョン「セントラル・オタゴ」でよく知られます。
そのセントラル・オタゴの北に隣接するワイン生産地で、「ノース・オタゴ」という東西に延びる小さながエリアが存在します。
このノース・オタゴが、NZ最高峰のマウント・クックから太平洋に流れるワイタキ川の流域であることから、「ワイタキ・ヴァレー」とも呼ばれているのです。
新しい産地のため、まだ2つの呼び名「ノース・オタゴ」と「ワイタキ・ヴァレー」の間で揺れているようですが、NZワイングロワーズによるオフィシャルサイト「nzwine.com」ではWaitaki Valleyというリージョン名を採用してますので、ボクモワインでもそれに従いたいと思います。
さて、そのワイタキ・ヴァレーの最大の特徴は、大部分の土壌が石灰岩と砂利で構成されているということ。
他のワイン産地と比べて日照量は決して豊富ではないのですが、白い石だらけのこの土地は保温性が高く、日光を強く反射します。
この土壌がぶどう栽培に良い、と目をつけたチャレンジャーたちが、ワイタキ・ヴァレーの北向きの斜面にぶどうを植え始めたのが2001年(※NZは南半球なので太陽は北に昇ります)。
現在もまだワイナリー数は数えるほどですが、良質のピノ・ノワールやシャルドネ、ピノ・グリが産出される新しい産地として注目を集め始めています。
このタッティ・ボグラーは、マールボロに拠点を構える「フォレスト・ワインズ」の1ブランド。
そしてこのシャルドネは、現地に赴いた日本のバイヤーが一目惚れならぬ一飲み惚れして、すぐさま「買える分だけ欲しい」と契約したワインです。数量はごく少なく、ボクモワインにもわずかしか入荷していません。
ピノ・ノワールやピノ・グリなどもラインナップにはあるのですが、今のところ日本に輸出されているのはこのシャルドネのみです。
では、長い歴史を持つワイン界では新しい産地であるニュージーランドの、最も若い産地とも言えるワイタキ・ヴァレーのシャルドネ、実際に試飲してみましょう。
樽の香りのするシャルドネを注ぐにはやはり大ぶりなグラスが良いでしょう。
静かに注ぎ、ぐるっと1周スワリングします。
立ちのぼる香りの中にまず感じるのは、ブリオッシュのような香ばしいパンの香り。その中に、青リンゴ、白桃、ドライハーブのフレッシュなフルーツのアロマがあるのがわかります。
樽の香り+ミックスフルーツの香り。それが両方ともはっきりと主張してくる。これは期待が高まります。
ひとくち飲むと、その力強い味わい驚きます。最初に飛び込んでくるのは、熟度の高いフルーツ感。コンポートした桃やマーマレードのような柑橘のような凝縮した旨みがあります。
そして、そこに被さってくるのが、樽に由来するローストナッツや溶けたバターの香ばしさ。さらに、上顎に微かに張り付いてくるミネラル感も非常に心地よいです。
ひとつひとつの要素がしっかりと主張しつつも、バランスは崩れておらず、トータルの味わいはきれいに調和したものとなっています。香りから味わいまでが直線で結ばれているイメージとも言えるでしょう。
やはり、注目の新産地ワイタキ・ヴァレーのシャルドネ、非常に品質が高いです。シャルドネファンならば、飲んでおいて損はないのではないでしょうか。
あわせる料理は・・・
- 蒸し牡蠣+岩塩
- ホタテとアスパラのバターソテー
- サーモンとキノコのクリームパスタ
- チキンのハーブソテー
- このあたりはバッチリでしょう。
ワインの飲み頃温度は10〜13℃くらい。通常の白ワインよりもやや高めの方が、豊かな風味をしっかり楽しめると思います。
ワイナリー「タッティー・ボグラー」について
「タッティー・ボグラー」は、ニュージーランドの壮大なアルプスの風景と、暖かい夏の日差しに恵まれた地域ワイタキバレーにあります。
2002年、スコットランドにルーツを持つ3つの家族が、自分たちを育ててくれたこの土地でワイナリーを立ち上げました。それが、「タッティーボグラー」です。
このワイナリーの名前は、ニュージーランドの農業に革新をもたらし、険しいワイタキでのブドウ栽培の可能性を最初に見出した地元の名士、ハワード・パターソンのニックネーム。これはスコットランドで「かかし」を意味し、スコットランドの開拓者たちが厳しい環境に立ち向かい、土地で生計を立てた歴史を称えているのです。
今日、その子孫たちは、この地域でのワイン生産で国際的に高い評価を受けています。
彼らのワインは、マールボロのワイナリー「フォレストワインズ」によって生産されていて、どれも新鮮でワイルドなワイタキの風景を思わせる独特のミネラル感が特徴です。
産地ワイタキヴァレーについて
ワイタキヴァレーは、太平洋から40kmに位置し、山々に囲まれた特徴的な地形を持ちます。
この地域は、ワイタキ川沿いの約20kmの範囲に広がっていて、その北向きの斜面がぶどう栽培に非常に適しています。また、気候条件はセントラル・オタゴに類似しています。
そして特筆すべき点は、その独特の土壌構成です。水はけの良い高い河川礫と、古代の石灰岩層が交互に堆積していて、これがこの地域のワインに独自の風味をもたらします。
ワイタキバレーのワインは、オタゴ地方の典型的な特徴を保ちつつも、この地域特有のテロワールがワインに反映され、独自の個性を持っています。
タッティー・ボグラー シャルドネ 2019(Tatty Bogler Chardonnay 2019)
項目 | 内容 |
---|---|
ワイナリー名 | タッティー・ボグラー |
生産国 | ニュージーランド |
産地 | ワイタキヴァレー(ノースオタゴ) |
種類 | 白 |
ぶどう品種 | シャルドネ |
ヴィンテージ | 2019 |
アルコール度数 | 13.0% |
認証 | サステイナブル認証 |
容量 | 750ml |
備考 | スクリューキャップ |
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