春にぴったりなNZワイン4本セット

春の食材と言えばなんと言っても春野菜。

春キャベツ、新玉ねぎ、春ニラなど、瑞々しく甘みのある野菜や、菜の花やふきのとうなどの苦みをもった野菜は、ぜひともお料理の中に取り入れたいものです。

そして、春はなんと言ってもアウトドアシーズンの幕開けのとき。日中の気温が上がってくるこの季節は、開放的なアウトドアでワインをで楽しむのにもってこいです。

大地の恵みがダイレクトに感じられるニュージーランドワインを添えれば、アウトドアでの食事がより楽しくなること間違いなしです。

そんな、「春野菜」「アウトドア飲み」というキーワードから導き出した「春にぴったりのニュージーランドワイン」を今回セレクトいたしました。

内容は「白ワイン２本」「ロゼワイン１本」「赤ワイン１本」の４本セットです。

白ワイン１：
インヴィーヴォ マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン 2023

このワインは「アウトドアで楽しむのにぴったりな白ワイン」です。

華やかな柑橘系の香り、南国系フルーツの香りが特徴的で、すっきりした酸味と、心地よいほろ苦さが感じられます。

春の日差しの下、昼間からのんびりと過ごすときにはぴったりだと思いますよ。

単体で飲むのも良いですし、サンドイッチやホットドッグ、ブリトー、バインミーなど、外で手軽につまめる軽食との相性もGOOD。

また、このワインは春野菜をつかった料理にもよくあいます。料理を食べた後に、このワインを飲めば、野菜の上に「すこしほろ苦い柑橘ドレッシング」をかけたかのような、きれいな調和を感じることでしょう。

白ワイン２：
キムラセラーズ マールボロ ドライリースリング 2023

ずばり、パーティーにはもってこいの白ワイン。

たいへんクリアな林檎の風味があります。味わいに厚みがあり、コンポートした林檎やすもものような旨みがしっかりと名が続きます。フィニッシュには、やや塩味を感じ豊富なミネラル感が残ります。

甘くなく、ドライで洗練された味わいなので、幅広い食事にあわせられるのがこのワインのよいところです。

たとえば、野菜のピクルスや魚介のマリネ、から揚げやとんかつなどの揚げ物などにもばっちりあいます。

例えばお花見など、いろいろな食材を持ち寄って楽しむ会にはもってこいの１本です。

ロゼワイン：
マヒ マールボロ ロゼ 2022

桜の季節にあわせて、ピンク色のワイン＝ロゼワインを嗜むというのは、日本のワインラヴァーの間では、恒例の年中行事になりつつあります。

お花見の宴会では、様々なジャンルの料理が並ぶことが多いのですよね。そんなシチュエーションで、幅広い料理にあわせられる辛口のロゼは大活躍します。

今回のセットで選んだ「マヒ」のロゼワインは、まるで薄いピンクのソメイヨシノのような、淡い色彩のワイン。

ニュージーランド・マールボロでナチュラルなワインをつくり続けるブライアン・ビックネル氏が送り出す、珠玉のピノ・ノワール・ロゼです。

ピュアでフルーティー。いちごや柑橘のフレーバーがあふれ、さらさらと流れるように飲める、ドライなロゼです。

ソムリエ岩須は実際にこのワインの仕込みを見学し、１時間ごとに色のつき具合をチェックし、「今だ！」というタイミングで皮や種を分離するという工程を目撃しました。

この色、この味わいを実現するためにこだわり抜いたロゼ。ぜひとも多くの方に味わっていただきたいです。

赤ワイン：
アラン・スコット マールボロ ブラックラベル ピノ・ノワール 2022

春に赤ワインを飲むなら、重すぎないものが良いでしょう。特に、春野菜のほろ苦さや旨みなどにもマッチするような、やや繊細な味わいであった方が、食事とのバランスが取れると思います。

このピノ・ノワールは、口当たりはソフトで、ベリーを中心とした果実のニュアンスと、じんわりと広がる旨みがあります。渋みはかなり優しく、野菜が持つ微かな苦みと心地よく調和します。

野菜以外にも、ハンバーグ、トマトソースのパスタ、ローストビーフ、生ハムなどにもぴったりあいます。

こういった「すいすい飲めて旨みしっかりの赤ワイン」は、お花見、BBQなどのアウトドアパーティーに持って行くと重宝することでしょう。