リッポン マチュア ヴァイン ピノ・ノワール 2022
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リッポンの顔 調和のピノ

畑について
「世界一美しいぶどう畑」とも言われるリッポンの畑。ワナカ湖のロイズ・ベイ西岸に広がる、北向きの斜面はなんとも幻想的な風景。湖に反射する光も畑に届いています。
ワイナリー名である「リッポン」という名を冠したこのピノ・ノワールは、リッポンが持つ自社畑のすべての古木(マチュア・ヴァイン)から造られます。単一畑の「エマズ・ブロック」や「ティンカーズ・フィールド」のワインに使われなかった果実も、このリッポンへブレンドされます。
ワインメーカーのニック・ミルズ自身が「オーケストラのよう」と語る、ワイナリーの顔というべき一本。まずはここからリッポンの魅力を知っていただきたいです。
ワインのつくり
バイオダイナミック農法で育てた古木から手摘み収穫。区画ごとに分けて13基のステンレスタンク(2トン)で野生酵母発酵後、225Lのフレンチオーク樽(新樽24%〜4年使用)で16ヶ月熟成。ブレンド後、自然のマロラクティック発酵を経て、濾過なしで瓶詰めしています。
テイスティングコメント
色は、やや透明感のあるルビーレッド。
香りは、最初は控えめで落ち着いた印象です。スワリングすると、スミレ、赤いベリー、ほのかな大地のニュアンスが静かに立ち上がります。そして、時間の経過とともに、プラム、ラズベリー、フォレストフロアの要素が層を成しながら広がっていきます。
口に含むと、クランベリー、ラズベリー、ザクロの果実が生き生きと広がります。グラファイトや紅茶を思わせる複雑なニュアンスも重なり、余韻にはシルキーなタンニンが長く続きます。
重すぎず、密度が過剰にならない絶妙なバランス。フレッシュで、端正な仕上がりと言えるでしょう。
James Suckling 97点、Wine Advocate 93+点(いずれも2020VT)。
ペアリング提案
リッポンの全区画を一杯で体験できるこのワインは、少し特別な食事のときに開けたい一本。
鴨のコンフィ、ラムのハーブグリル、ピノ・ノワールで煮込んだ豚バラ肉、トンポーローなど。和食との相性もよく、鶏の炭火焼き、鰻の蒲焼き、松茸の土瓶蒸しなどとも好相性です。
ワイナリー「リッポン」について


ニュージーランド南島、セントラル・オタゴのワナカ湖西岸。サザンアルプスを望むこの地に、リッポンはあります。1912年からミルズ家が4世代にわたり所有してきた土地であり、この地域のワイン造りを語るうえで欠かせない存在です。

ワイン造りの始まりは1974年。創業者ロルフ・ミルズが30種類以上のブドウを試験的に植えたことがきっかけでした。

1980年代に本格的な栽培へ移行し、1989年には初めてのワインがリリースされています。
醸造責任者:ニック・ミルズ
現在ワイナリーを率いるのは、創業者の息子ニック・ミルズです。もともとはフリースタイルスキーの国内チャンピオンという経歴を持ちますが、怪我をきっかけにフランスへ渡り、DRCやニコラ・ポテルなどの名門ワイナリーで経験を積みました。
その後2002年よりリッポンに戻り、ワイン造りを引き継いでいます。
テロワールと栽培・醸造

畑は冷涼な大陸性気候にあり、火山性のシスト(片岩)土壌が特徴です。この土壌がワインにミネラル感や凝縮した味わいをもたらします。
さらに、フィロキセラの被害を受けていないため、接ぎ木を行わない「自根」のブドウが栽培されています。1970年代に植えられた古樹も多く、灌漑を行わず、自家製コンポストのみで育てられています。

1995年からオーガニック栽培、2002年からはビオディナミ農法を導入。醸造では野生酵母を使用し、人為的介入を最小限に抑えるスタイルを貫いています。
生産品種と評価
現在の主な生産品種は、ピノ・ノワール、ガメイ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、ゲヴュルツトラミネール、オスタイナーの7種です。
特にピノ・ノワールは高く評価されており、「ニュージーランドのDRC」と称されることもあります。2008年にはワイン・アドヴォケイト誌でニュージーランド赤ワイン史上最高得点を獲得し、2010年にはワイン・スペクテーター誌で初代「ニュージーランド・ピノ・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、国際的な評価を確立しています。
産地セントラル・オタゴについて
国内最南端の産地「セントラル・オタゴ」は、ピノ・ノワールの名産地として知られ、ブルゴーニュ、オレゴンと並び「世界三大ピノ・ノワールの産地」とも呼ばれています。
ピノ・ノワール以外では、アロマティックな白ぶどうの栽培に力を入れています。この地域はNZのワイン産地の中で、唯一の半大陸性気候であり、1日の寒暖差が大きく、冷涼で非常に乾燥しているという特徴があります。
また、小規模ワイナリーの宝庫でもあり、風光明媚な町クイーンズタウンを拠点としたワイナリーツアーも人気です。

リッポン マチュア ヴァイン ピノノワール 2022(Rippon Mature Vine Pinot Noir 2022)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ワイナリー名 | リッポン |
| 生産国 | ニュージーランド |
| 産地 | セントラル・オタゴ |
| 種類 | 赤 |
| ぶどう品種 | ピノ・ノワール |
| ヴィンテージ | 2022 |
| アルコール度数 | 13.5% |
| 容量 | 750ml |
| 備考 | コルク栓 |
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