日本人醸造家が監修する爽快な白ワイン

NZ在住の日本人醸造家・寺口信生氏による全面監修。美しいアートラベルは食卓を彩ります。柑橘のフレーバーが豊かなマールボロ産のソーヴィニヨン・ブランです。

2023年の水害により、寺口氏のワイナリーはダメージを受けましたが、このワインをきっかけに再起を図ります。

マッチする料理は、例えば･･･モッツァレラチーズをのせたサラダ、豚しゃぶ、チキンカツ、白身魚フリットなど。

日本の食卓を知り尽くした醸造家、寺口信生

寺口信生氏は、ニュージーランドでワイン造りを行う醸造家の中でも異色のキャリアを持ちます。

北海道・帯広畜産大学で醸造について学び、余市ワインに就職して7年間ワイン造りに従事。その後語学と醸造を学ぶため、ニュージーランドに渡りました。

そして帰国するものの、当時は日本ワインの黎明期だったこともありワイン造りの夢を断念。

成城石井のバイヤー・輸入担当として、また同社の自社商品の輸入を行う会社で代表取締役として長年にわたりキャリアを重ねてきました。

輸入、販売、マーケティング、経営、これらの経験を通じて日本の食卓を知り尽くした寺口氏は、再び醸造家としてニュージーランドに渡り、ワイナリー「MUTU 睦（むつ）」を設立。ついに自らの手でワインを造る夢を実現させました。

ところが2023年の秋、収穫予定日のわずか２週間前、ニュージーランド北島を水害が襲います。

ワイナリー「MUTU」も大きなダメージを受け、ワインの生産を一時的に諦めざるを得ない状況に。

しかし、寺口氏は諦めることなく再起を図ります。

このM by Shinobuはその第一歩。

このワインのラベルにはキウイと鶴が、そしてその間には「MUTU」のMが描かれており、日本とニュージーランドをつなぐ寺口氏の思いが込められています。

 産地マールボロについて

「マールボロ」は、NZのワイン産地の中心地です。

豊富な日照量や、1日の中での寒暖差が大きいことなど、ぶどうの生育環境にとって好ましい自然の条件が揃っており、マールボロではNZワインの8割以上が生産されています。

その中でも、キリッとした酸味と溢れる果実味が特徴のソーヴィニヨン・ブランは圧倒的な生産量を誇り、唯一無二のキャラクターとして世界で広く愛されています。また赤ワインでは、豊かなベリー系の果物の味わいが魅力のピノ・ノワールが人気です。

M by Shinobu マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン 2022（M by Shinobu Marlborough Sauvignon Blanc 2022）