フォレストワインズ ザ・ドクターズ リースリング 2022
低アルコールの甘口リースリング
このワインは、言うなれば「ドイツの甘めの白ワインが好きな方ならたまらないリースリング」です。
ドイツ風に言えばカビネット。しっかりした酸味と優しい甘みの白。
軽やかで繊細、やわらかな飲み口で、もぎたてのリンゴを食べているかのような見事なフルーツ感があります。
キリッと冷やして単体で楽しめるほか、スイーツとあわせても美味しく飲めます。
例えば・・・
・レモンとベリーのタルト
・ロックフォール入りのアップルパイ
・リンゴのコンポートのパウンドケーキ
また、フルーツ+お肉の組み合わせとの相性が良く、マンゴーソースをかけたチキンソテーや、ポークソテーなどとあわせても、料理を引き立ててくれます。
さらに、ポークヴィンダルーやグリーンカレーなどのスパイスしっかりのカレーにもあいますよ。
ワインを飲み慣れていない方にもお薦めしたい、爽やかな甘みの白ワインです。
そんなこちらのローアルコールの「ザ・ドクターズ リースリング 」、いったいどんな作り方をしているかというと・・・
近年、ワインのアルコールを下げる技術としてよく用いられているのは「半透膜を使った逆浸透法」や「SCC(スピニングコーンカラム)という装置を使う方法」など、アルコールを科学的に取り除く方法です。
しかし、フォレスト・ワインズの2人のドクター、ジョンとブリジッドは、そのやり方を選択しませんでした。
「科学的にアルコールを除去すると、どうしても風味が損なわれてしまう。マールボロのワインの良さが出ないのならば、そのような方法は使うべきではない。」
そう考える彼らが、試行錯誤の上にたどり着いたのは、出来上がったワインに細工を施すのではなく、畑で「選択的葉除去」をすることです。
それはいったいどんなものか。
選択的葉除去とは、ぶどうの葉の中で若いものをあえて切り落とし、光合成の量を抑える方法。そうすることで、ぶどうが糖を生成するのを制御することができます。
こうして完熟したぶどうは、糖分は少ないものの、豊富な日照量から得られた「ワインの香りの元となる成分」はしっかり貯まっている状態になります。
そのぶどうを使うことで、通常のワインと遜色のない質の、低アルコールワインをつくることができるという訳です。
独自の工夫で「アルコール低め」「美味しさはしっかり」を両立させたこの「DOCTORS'(ドクターズ)」。
同じシリーズのソーヴィニン・ブランとともに、ぜひニュージーランドの新しいスタイルを楽しんでください。
ワイナリー「フォレスト・ワインズ」について
画像引用元: Forrest Wines, home of The Doctors
ニュージーランドのワイン業界において、フォレスト・ワインズは30年以上にわたり確固たる地位を築いてきました。その本拠地は、ニュージーランドを代表するワイン産地であるマールボロ地方のワイラウヴァレーに位置しています。
この地は、何世代にもわたってフォレスト家の故郷であり、彼らが大切にしてきた土地です。ワイン造りは、この地に対する深い愛情と結びつき、地域の自然環境を最大限に活かすことを重視しています。
創業者であるジョン・フォレストとブリジッド・フォレストは、元々サイエンスリサーチとメディカルの分野で成功したキャリアを持っていました。しかし、1980年代後半、ニュージーランドのワイン産業がまだ発展途上だった時代に、彼らは勇敢にキャリアを転換し、故郷に戻ってワイナリーを設立する決意をしました。
彼らの目指すワイン造りは、サイエンティフィックな知識と自然の力を融合させたものです。その結果、1990年に初めて手がけたヴィンテージ、メルロー・ロゼがトロフィーを獲得し、その後も次々と革新的なワインを生み出し続けました。
彼らのワインは、世界中のワインラバーやエキスパートから高く評価されています。特に、ワイン産業が大規模化しつつあるマールボロ地方において、家族経営の中で生まれる強いこだわりが、そのユニークで高品質な製品に表現されているのです。
大規模ワイナリーとは異なり、少量生産ながらもハイクオリティを維持し、伝統と革新の両方を追求しています。
現在は娘のベス・フォレストが中心となって運営しており、オーストラリアのアデレード大学で取得した知識と技術を活かし、新たな風を吹き込んでいます。彼女は、家族の伝統を守りつつも、現代のニーズに応えるワイン造りを目指しています。
ベスのリーダーシップのもと、ワイナリーはこれまで以上に多様で個性的なワインを生み出し、次世代へとその遺産を引き継いでいく準備が整っています。
彼らの製品は、国内外のコンペティションで数々の賞を受賞しており、その品質の高さは自然環境と科学的アプローチのバランスによるもの。その一貫した品質管理と自然への敬意が、すべてのボトルに息づいています。
ジョン・フォレスト博士(創業者)
1955年、ニュージーランドのマールボロで生まれ育ったジョン・フォレスト博士は、神経生理学のPhDを取得後、1988年にワイン栽培者としてマールボロに戻り、妻ブリジッドとともにForrest Winesを設立しました。彼は低アルコールワインやスクリューキャップのパイオニアとして、ニュージーランドワインの可能性を切り拓いています。
ブリジッド・フォレスト博士 (創業者)
ブリジッド・フォレスト博士は、ワイナリーの運営と管理に携わりながら、30年以上にわたり医師としても活躍しました。総合診療での妊娠・出産ケアを専門とし、また高齢者の身体と精神の健康管理を行う地域老年科医として、さらにはホスピスケアにおいて、人生の最期まで充実した生活を支援してきました。
ベス・フォレスト (ゼネラルマネージャー/ワインメーカー)
ベス・フォレストはアデレード大学で醸造学の修士号を取得し、豊富な知識と若さ、そしてワイン作りへの情熱をForrest Winesにもたらしています。革新的で先端的なアプローチを継承し、ときには「マッドサイエンティスト」のような理論も取り入れながら、Forrest Winesの発展に貢献しています。
産地マールボロについて
「マールボロ」は、NZのワイン産地の中心地です。
豊富な日照量や、1日の中での寒暖差が大きいことなど、ぶどうの生育環境にとって好ましい自然の条件が揃っており、マールボロではNZワインの8割以上が生産されています。
その中でも、キリッとした酸味と溢れる果実味が特徴のソーヴィニヨン・ブランは圧倒的な生産量を誇り、唯一無二のキャラクターとして世界で広く愛されています。また赤ワインでは、豊かなベリー系の果物の味わいが魅力のピノ・ノワールが人気です。
フォレストワインズ ザ・ドクターズ リースリング 2022(Forrest Wines The Doctors Riesling 2022)
項目 | 内容 |
---|---|
ワイナリー名 | フォレスト |
生産国 | ニュージーランド |
産地 | マールボロ |
種類 | 白 |
ぶどう品種 | リースリング |
ヴィンテージ | 2022 |
アルコール度数 | 9.0% |
容量 | 750ml |
認証等 | ヴィーガンフレンドリー サステイナブル認証 |
備考 | スクリューキャップ |
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注意事項
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※ワインには、浮遊物による濁りが生じているものや、澱(おり)と呼ばれる沈澱物が含まれている場合があります。これらは、ワインを製造・熟成する過程で生じるものであり、品質には問題ありません。また、身体への影響もありませんので、安心してお召し上がりください。
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この商品はボトルのサイズが大きいため、ギフトボックス対応外となります。
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