昨日、「独身ワイン会 2023年秋」を開催しました。
今回も夏のとき同様、告知開始直後に女性枠があっという間に埋まりました。やはり女性は出会いに積極的。
しかし。
が、その後じわじわと増えていき、当日までになんとかちょうど良い人数に達しました。ほっ。
常連さんとも話していたのですが、やはり「ワイン会」という言葉の響きに、どうも尻込みしてしまう独身男性が多いようですね。
これが、「独身ビール会」や「独身ハイボール会」だときっと男性は足を運びやすいと思います。それだと逆に女性の集客に苦労しそうですが。
まあでもうちはワイン屋さん。ワインを身近に感じていただき、ワインを通じたコミュニケーションを楽しんで頂くのもこの会の目的なので、ワイン会という打ち出しは変えられません。
実際、ワインに詳しくなくてもOKと謳ってますし、前回の独身ワイン会では、好きなぶどう品種を言える方は半分もいなかったと思います。それでまったく問題なしです。
女性って、「ワインに詳しくないけれど飲むのは好き」だから、楽しそうなワイン会があるなら言ってみよう、となる人が多いように思います。
しかし、男性は「ワインに詳しくない自分は、ワイン会には参加しづらいな」と思っちゃう傾向がある気がするのです。偏見かも知れないですが。
参加するならば、恥をかかないように理論武装してから、みたいに思っちゃう方もいるかもなと。
実際、昨日の男性陣の中にも「うんちくとかよくわからないけれど、思い切って申し込みました」とおっしゃる方がいらっしゃいました。
いらんいらん、うんちくなんて。思い切らなくてもよいのです。ワインはもっと気楽なもんですよ、と言いたいです。
が、世間のムード、いや名古屋のムードは、まだまだ「ワインを飲む男」が、どうも「気取った奴」のイメージが強いようで。
そんな中でも今回、男性10人、女性12人まで持って行けたのはよかったです。
さて、今回の会はどうだったかというと・・・
僕からしたら、へえ!の連続でした。どんなへえ!かと言いますと・・・
へえ!1 前回(夏の会)の参加者がひとりもいなかった。
つまり今回は、全員お初の独身ワイン会。「あ、また会いましたね」がまったくなかったわけです。
知らない人だらけの最初の緊張が、ワインを飲んで徐々にほどけていくのを見ていて楽しかったです。
へえ!2 北海道からわざわざこの会のために名古屋にいらっしゃった方も。
しかも前乗りです。前日にボクモのカウンターにお越しになって、名古屋泊。翌日の本番の独身ワイン会にご参加で、ボクモ2連チャン。ありがたい限りです。
ちなみに、その方は通販のボクモワインの常連さまなのです。通販やっててよかった!
へえ!3 元スタッフの友達が参加してくださった。
学生時代にボクモでアルバイトをしていた元スタッフ女子の友達が参加してくれました。
「学生時代に彼女といっしょに来たことがあって、美味しかったので」とボクモのインスタをフォローしてくださっていたそう。それで今回の会を知ったと。
過去のボクモと今のボクモが繋がった感じ。良いスタッフがいてくれたもんだ!すぐに彼女にLINEで報告しました。
へえ!4 女性はインスタ経由で知った方がほとんど。男性はインスタ経由の応募はわずか。
インスタで情報収集している女性がめちゃくちゃ多いんだなとわかりました。
男性もそういう人もいるとは思いますが、今回参加してくださった方に、どうやってこの会を知ったのかをヒアリングしたところ・・・
「ボクモのカウンターで岩須さんに教えてもらって」「岩須さんのFacebookで」「岩須さんがラジオに出ているのを聴いて」
岩須ばっかりやん。男性の場合、主催者を知っていることが参加の動機になるんだな、とわかりました。特に年齢がちょっと上の場合、その傾向が強まるのかも。
へえ!5 ニュージーランドワイン、評判がいい。
これはへえというよりは、やっぱりですね。大半が「ニュージーランドのワインは初めてです」の方でした。そういう方に飲んでいただき、素直な感想を頂ける機会となってよかったです。
わかったのは、NZ産のソーヴィニヨン・ブランはやはり人を虜にする独自の魅力があること。おかわり、よく出ました。
そうそう、前回の反省ポイント、改善しました。
前回は名札に書いてもらうのを「ニックネームのみ」にしたのですが、今回は名札を「ニックネーム+趣味or職業orなにか自分を表すひと言」を書いてもらいました。
これが良かった。
「映画って書いてありますけど、どんなの観るんですか?」
「旅行、どんなところに行きました?」
最初の質問がしやすくなり、前回に比べて盛り上がるまでの時間が明らかに短かったです。
そして、クイズコーナーで、前回はでっかいグラスを景品にしたのですが、お洒落女子のちっこいカバンに入らなかったという反省がありました。
なので今回、クイズに正解した方には、ボクモのお食事券を進呈しました。今度いらっしゃったときに会の感想が聞けたらいいな、と。
とまあ、2回目にして、徐々に会の進行がブラッシュアップできている感じがあります。
ただひとつ気になるのは、前回の参加者の中から「付き合うことになりました」という報告がないこと。
でも、そりゃそうか。人が惹かれあうのってそんなに簡単なことじゃないもんな。こういうのって、回を重ねてなんぼなんでしょう。