ワインをぶどう品種で選ぶ
ニュージーランドは、生産量の8割以上が白ワインという『白ワインばかり』の国。中でも「ソーヴィニヨン・ブラン」が圧倒的な割合を占めており、NZワインの代名詞的な存在として世界で認知されています。
また赤ワイン用ぶどう品種では、「ピノ・ノワール」の名産地としても知られ、世界のピノ・ノワールファンからも高い評価を得ています。
その他にも、近年人気が高まっている「ピノ・グリ」や、北島の温暖な地域を中心に生産されるボルドースタイルのワインなど、魅力あふれる品種から目が離せません。
ぜひ、多様な品種からお気に入りのワインをお探しください。
ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)は、ニュージーランドワインの代名詞的な白ワイン用ぶどう品種です。すっきりとした酸味と、柑橘類やハーブなどの爽やかな香りが特徴です。
ピノ・ノワール(Pinot Noir)は、エレガントで繊細な味わいが特徴の赤ワイン用ぶどう品種です。ニュージーランドのセントラル・オタゴ地方のピノ・ノワールは、世界のワイン評論家や愛好家からも高い評価を得ています。
ピノ・グリ(Pinot Gris)は、様々な食事に合わせやすい万能ワインです。はちみつや黄桃のような香りが特徴で、ニュージーランドではややコクのあるスタイルでつくられます。
ドイツ原産のぶどう品種リースリング(Riesling)は、極甘口〜辛口まで様々なタイプがあり、味わいのバリエーションが豊富にあります。青りんごやペトロール香などの個性的な香りも特徴です。
ゲヴュルツトラミネール(Gewürztraminer)は、主に、フランスのアルザス地方やドイツで生産されているぶどう品種です。ライチやパイナップルの香りなどはっきりとした香りが特徴で、甘口〜辛口まであります。
シャルドネ(Chardonnay)は、世界で人気No.1の白ワイン用ぶどう品種。栽培される地域やそのつくり方によって、味わいや香りに個性が出るのが特徴です。
フランスのボルドー地方では、古くから複数のぶどう品種をブレンドしてワインがつくられています。そのボルドーのワインづくりをお手本にしたワインを「ボルドーブレンド」と呼びます。
「シラー」「サンジョヴェーゼ」や「ピノ・ブラン」など、NZでは珍しいぶどう品種を使ってつくられたワインです。定番以外のワインをお探しの方におすすめです。また、多品種をブレンドしてつくられたワインもご紹介します。