このワインセットの内容はこちらです。

1. ミーシャズヴィンヤード “ザ・スターレット” ソーヴィニヨン・ブラン 2019
2. インヴィーヴォ X サラ・ジェシカ・パーカー ソーヴィニヨン・ブラン 2021
3. フイア ゲヴュルツトラミネール 2020
4. ヴィラマリア プライベートビン リースリング 2021

夏に飲みたいNZ白ワイン４本

NZワインが本領を発揮する季節、それが「夏」なのです！

「夏こそNZの白ワインが似合う季節」

私岩須は声を大にしてそう言いたい！（笑）です！

NZの白ワインは、類い希な「フレッシュさ」と「フルーティーさ」が特徴です。ハッとするような鮮烈な果実味は、他の国のワインではなかなか味わえません。

キリッと冷やしたNZの白を飲めば、まるでもぎたてのフルーツをかじっているような感覚にさえなります。

一日しっかり汗をかいた日の夜。体をクールダウンさせながら、キリッと冷えたNZの白をグラスに注げば、リフレッシュタイムのはじまり、はじまり、です。

ひとくち含んだ瞬間に、柑橘のアロマと引き締まった酸味が、鼻腔と味蕾（みらい）を心地よく刺激します。

飲み進めていくうちに、フルーツ感たっぷりの旨みが押し寄せ、暑さで疲れた体は、いつの間にか癒やされているはず。

目を閉じれば、そこにはNZの大自然の風景が浮かび、飲み終える頃、頭上には南十字星が輝いている・・・・！？かも？

こんなイメージ、ぜひ共有できたら嬉しいです！

今回は、この夏に特に飲んで頂きたい白ワインを４本選びました。

ぜひ、最後までご覧ください。

①ミーシャズヴィンヤード “ザ・スターレット” ソーヴィニヨン・ブラン 2019

夏の夕暮れのテラスが似合いそうなワインかも！？なんて個人的に思うこのワインは、ミネラルをしっかりと感じるソーヴィニヨン・ブラン。

冷涼な気候のセントラル・オタゴ産です。酸味はしっかり。

ライムやりんごのフレーバー、それにチャービルを思わせるハーブの風味が、バランス良く調和しています。

余韻にはミネラルを感じ、このワインが複雑な旨みを持っていることがわかります。

オーナーのミーシャさん曰く、「大好きな母親がミュージカル女優だったので、私のワインにはすべて舞台に関する名前をつけています」とのこと。

このワインは、ザ・スターレット、つまり若手の女優。あどけない、可愛らしさがありつつ、芯の強さも感じられる。そんなワインのニュアンスを表現したかったのではないかと思います。

料理とのペアリングは、モッツァレラチーズのサラダや、エビのカルパッチョ、アジフライなどがいいですね。

ちょっと上品なお皿に盛り付けて、テラス席でこのワインとともに。。。たまりません。

項目	内容
ワイナリー名	ミーシャズヴィンヤード
生産国	ニュージーランド
産地	セントラル・オタゴ
種類	白
ぶどう品種	ソーヴィニヨン・ブラン
ヴィンテージ	2019
アルコール度数	14.0％
容量	750ml
その他	サステイナブル認証
備考	スクリューキャップ

 

②インヴィーヴォ X サラ・ジェシカ・パーカー ソーヴィニヨン・ブラン 2021

強烈な夏の日差しに対抗するのは、強烈なフルーツの香りだ！

と言わんばかりに、グラスに注いだ瞬間、果実のフレーバーがぶわっと広がるのがこのワインです。

香りの中心はパッションフルーツ。それに桃やマンゴーなどの風味も強く感じます。

新進気鋭の生産者インヴィーヴォが、アメリカの女優サラ・ジェシカ・パーカーと組んでつくったこのワイン。

人によっては、「女優プロデュースなんて、ちょっとコマーシャル的過ぎる」と仰る方もいらっしゃいますが、なんのなんの、中身は本格派です。

NZマールボロのスタンダードが「グレープフルーツ感強め」だとするならば、このワインはそれよりすこし「トロピカルフルーツ感強め」。熟した果実の旨みがしっかりと感じられ、心地よいほろ苦さもあり、非常にバランスが良いワインです。

僕のワインバー・ボクモでもかなり人気が高く、リピーターが多い銘柄のひとつでもあります。

晴れた日の公園で、キンキンに冷やしたこのワインをお惣菜コーナーで買ってきた揚げ物とあわせたら、あらま、素敵な昼下がりとなることでしょう。

項目	内容
ワイナリー名	インヴィーヴォ
生産国	ニュージーランド
産地	マールボロ
ヴィンヤード	ワイラウ、アワテレ
種類	白
ぶどう品種	ソーヴィニヨン・ブラン
ヴィンテージ	2021
アルコール度数	13.0％
容量	750ml
その他	サステイナブル認証
備考	スクリューキャップ

 

③フイア ゲヴュルツトラミネール 2020

2022年にボクモワインに新入荷した銘柄「フイア」は、NZの野鳥から名前をつけたワイナリーです。オーガニック、バイオダイナミック農法に取り組んでいて、リリースされているワインはどれも、どこか柔らかいニュアンスを感じます。

おそらくこのセットを選ばれる方は、ソーヴィニヨン・ブランのような酸味の効いたフルーツ感がお好きな方が多いと思いますが、そんな方に、あえてご提案したいのが、このワインです。

ゲヴュルツトラミネールというと、ライチフレーバーが特徴の「超個性派の白」をイメージする方もいらっしゃると思います。実際NZにはそういうゲヴュルツもありますが、このフイアに限っては、すこし違います。

香りは、バラやジャスミンのお花の香りが中心で、その奥にライチのようなフルーティーさが控えているイメージ。

味わいは、すももを皮ごとかじったような感じ。まろやかで、しっかり旨みがありながら、後味はすっきりドライ。決して派手ではないですが、しっかりとまとまっていて、ワインとしての「洗練」を感じます。

あわせるなら、夏の食卓の仲間入りを果たしているタイやベトナムの料理がいいですね。たとえばパッタイや生春巻き、バインミーなどによくあいます。八角を使った中華もいけますよ。

項目	内容
ワイナリー名	フイア ヴィンヤーズ
生産国	ニュージーランド
産地	マールボロ
種類	白
ぶどう品種	ゲヴュルツトラミネール
ヴィンテージ	2020
アルコール度数	14.0％
容量	750ml
備考	スクリューキャップ

 

④ヴィラマリア プライベートビン リースリング 2021

４本セット最後の１本は、押しも押されもしない、NZの安定・安心銘柄「ヴィラマリア」から。

コスパが最高で、ぶどうの品種のバリエーションがある。NZではこんなワイナリー、なかなかありません。

今回は、その中からプライベートビン（ベーシックなキュベ）のリースリングを選びました。

青リンゴの清涼感がしっかりとあり、ほどよい柑橘の酸味を感じます。ほんのりとした甘みがありますが、キリッと冷やせばそれほど甘さは感じないと思います。

カジュアルで、すいすい飲めて、適度なコクもある。

なんて使い勝手の良いワインでしょう。

ぜひ、ピクニックのお供に持って行きたいですね。サンドイッチとか、ホットドッグとか、パスタサラダとか、そんな手軽な料理とあわせたら、たいへん気分が良い一日となるでしょう。

項目	内容
ワイナリー名	ヴィラマリア
生産国	ニュージーランド
産地	マールボロ
種類	白
ぶどう品種	リースリング
ヴィンテージ	2021
アルコール度数	13.0％
容量	750ml
その他	サステイナブル認証
備考	スクリューキャップ