スペイン＆ポルトガルの沿岸品種アルバリーニョのワインは、NZでもミネラルを感じる仕上がりに。フルーティーさの後にやってくる、やや渋さを伴う旨みが特徴的です。

シーフードのためのワインともいうべきこのワインは、ボンゴレビアンコ、海老のガーリックソテー、魚介のパエリア等とともに。

ワイナリー「レフトフィールド」について

「レフトフィールド（Left Field）」は、ローソン家によってホークス・ベイのギムレット・グラヴェルズに設立されたワイナリーです。

ワインメーカーを務めるのは、リチャード・ペインター氏。彼はアメリカのオレゴン州とワシントン州で数多くのヴィンテージを経験し、NZではセントラル・オタゴやカンタベリー、ネルソンのワイナリーでワインづくりを行ってきました。

同ワイナリーではホークス・ベイ産、ギズボーン産、そしてマールボロ産のぶどうを使用。また、NZではあまり生産されていない珍しい品種の栽培や、既存の概念にとらわれないブレンドにも挑戦し続けています。

ぶどうの収穫は、そのほとんどが手摘みです。白ワインをつくる際には樽やタンクに直接圧搾し、赤ワインの場合は除梗後、オープンフェルメンター（蓋を開けた状態の発酵槽）で発酵を行っています。

ワインづくりにおいて重視していることは、ぶどうを丁寧に扱い、ワインをなるべく動かさないようにすることや、涼しいセラーでゆっくりと熟成させることなどです。

産地ギズボーンについて

「ギズボーン」は、世界で一番日付変更線に近い都市であり、NZ北島東海岸に位置する小さなワイン生産地です。

この地域では主にシャルドネが生産されており、「シャルドネの首都」とも呼ばれています。

その他には、シュナン・ブラン、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリなど、アロマティック品種の生産に力を入れています。

レフトフィールド アルバリーニョ 2020（Left field Albarino 2020）

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